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zoom RSS 将棋界の一番長い日

<<   作成日時 : 2008/03/08 14:37   >>

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将棋界の一番長い日と言えば、A級順位戦の最終日のことである。
今年は、3月3日(月)雛祭りの日がその日だった。
この日、わたしは、「魔法にかけられて」のジャパン・プレミアを見に行った。
結構帰りが遅くなり、疲れてすっかり忘れて寝床にもぐりこんだ。
が、今日がその日であることに ハッと気が付いて零時過ぎに起き出す。
名人挑戦権の方ははやばやと決着がつき、既に羽生さんに決まっていた。
行方八段と郷田九段の対局が郷田九段の勝利で終わり、続いて、パンをもごもごと食べている丸山九段が勝利をおさめて残りは2局。
いずれも、降級がらみの対局である。
三浦八段と久保八段の戦いは千日手で指し直しになり、まだ序盤。
本日の白眉は、佐藤康光棋聖と木村一基八段の戦いだった。
いかにも苦しげな、佐藤先生の様子が胸をついた。
この将棋のハイライトは、後手木村八段の6六歩に対して、6八玉と逃げた119手目の局面であった。
画像

結論から言うと、この6八玉は大悪手。
5六玉とかわす一手であった。
なぜなら、先手玉は詰んでしまうから。
実戦で木村八段は、9九歩成として詰みを逃してしまった。
詰め手順は、21手と長いがわりとやさしい手順である。

6七銀 同金 同歩成 同玉 6六歩 5八玉 4八金 6九玉 5八銀 7九玉
7八歩 8八玉 8七歩 7八玉 6七歩成 7九玉 8八歩成 同玉 7七と行 7九玉
7八と まで

後手玉は ”ゼ” に近いので、王手をかけて必死をかければ勝てそう。
とりあえず 6七銀 は打ちそうなものである。(笑)
木村八段は今日の囲碁将棋ウィークリーで詰みがあるなんて全然気が付かなかったと言っていた。
しかし、6七銀と打ちさえすれば、たぶん途中で気がついただろう。

5六玉と逃げて先手が勝ちかと言うと、まだまだ難しくてよくわからない。
後手は、4七玉とは逃がしたくないので3八銀と打つだろう。
次に5五金の一手詰め。
4二銀と打って3二玉の一手に、4七桂と受ける。
後手は 2九銀不成 と飛車をとるくらいだと思うが、5三と と金をとって詰めろをかける。
2三玉 に 2九角 と銀をとりかえして、これは先手が勝ちそう。

どちらにしても、6八玉はなかった。
木村八段が、6七銀を打って先手玉を詰ましていれば、角桂交換からの大逆転として後々まで語り継がれる将棋となっていただろう。
また、結果として、久保八段は三浦八段に負けたので、一度は降級したと思った佐藤棋聖の復活ということになり、よりドラマ性が高まったのに残念だった。
それにしても、両者の気力を振り絞った戦いぶりには感動しました。
良いもの見せてもらいました。感謝です。



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