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<<   作成日時 : 2008/03/20 10:29   >>

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画像監督: シン・テラ
キャスト
ジュノ☆ファン・ジョンミン
パク・チュンベ☆カン・シニル
シン・イファ☆ユソン
チャン・ミナ☆キム・ソヒョン
キム・ジョンソク
ユ・スンモク
チョン・インギ

【ストーリー】
保険会社に入社したばかりのジュノ(ファン・ジョンミン)は、ある日、自殺志願者と思われる顧客からの電話を受ける。
人のいい彼は何とか彼女を思いとどまらせようと、マニュアルを無視して自分も過去に弟が自殺し、苦しんだことを話してしまう。数日後、彼は初対面の顧客(カン・シニル)から名指しされ、彼の自宅を訪れるが……。
【感想】
貴志祐介の原作「黒い家」は非常に怖い作品。
何が怖いって、菰田幸子が最高に怖い。
ホラーといっても、わたしは霊やゾンビはまったく怖くない。
びっくりしたり、気持ち悪かったりすることはあっても。
そんなのよりは、人間のすることのほうがよほど怖い。

この作品を映画にするのなら、菰田幸子に相当する役のキャスティングが鍵だろうと思って見に行った。
日本で森田芳光が映画化したときは大竹しのぶらしい。
原作以上の怖さは出せないだろうと思い日本版映画はパス。
韓国版では、菰田幸子にあたるシン・イファをユソン が演じた。
やはり、原作にとらわれているせいかイメージとは違った。

原作の菰田幸子は、ぼさぼさ髪ずんどうのおばさん。
この映画のユソンは、足は不気味だけどかなりの美人。
そういう設定のほうが、次々と夫を乗り換える毒婦としては説得力がある気はする。
でも、何かいまひとつ怖さが伝わって来なかった。
もっと尋常でないものが感じられる演出と演技が欲しかった。

ストーリーは大筋原作と同様に進行する。
チャン・ミナを誘拐する場面はまったく出てこないけど、原作では菰田幸子の尋常でない手口の描写として印象深かった。
シン・イファの異常性を伝える場面として使えなかったのだろうか。
また、病院に入院しているチャン・ミナをジュノが見舞いに行く場面からクライマックス・シーンが始まるが、疑問がたくさん生じる展開で感心しなかった。
ネタバレはつまらないので詳しくは書かないが、最後の終わり方も中途半端だった。
やはり、怖い原作を映画化するのは難しい。

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