あーうぃ だにぇっと

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS いま、ここにある風景・・・ウィル・フェレル登場(嘘です)

<<   作成日時 : 2008/06/17 07:19   >>

トラックバック 0 / コメント 0

監督・製作: ジェニファー・バイチウォル 画像
キャスト
エドワード・バーティンスキー

【ストーリー】
中国の巨大工場で、工員たちがそれぞれの持ち場で黙々と作業を続ける様子をカメラがとらえる。エドワードは工場の敷地内に、黄色の制服を着た作業員たちが次々と集まって来る光景を撮影する。次に彼らは世界最大のアイロン工場に出向き撮影を始めるが、その工場から出た電子機器のゴミの山では大勢の作業員がゴミの分別を行っていた。
【感想】
映画は、中国の工場内の映像で始まる。
黙々と作業を続ける様子を、ラインを移動しながら写しとる。
いつまでたっても、どこまで移動しても同じような工員の姿が映るだけである。
周囲をぐるぐる回っているのかと思って、背景や工場ラインを注意深く観察。
工場ラインに垂直にまっすぐカメラは動いているだけ。
10分以上もそんなシーンが続くのだから驚きである。
否が応でも工場の巨大さを理解させられる。
冒頭のこのシーンが最も印象的でこの映画の全てといっても良いだろう。
主に中国の、人間の営為による巨大なランドスケープがこれでもかというばかりに映し出されていく。
途中はやや退屈でまぶたが閉じかかる場面なきにしもあらず。
大規模な地球環境の破壊と汚染の様が事実として示される。
が、もどかしさを感じた。
いったい、どうすればいいんだ!
この映画を見た人の三分の一は途中でいねむり。
残りの三分の一は見ただけでなんだかな〜と思っておわり。
なにがしかの行動を起す人はどれくらいいるのだろう。
(“不都合な真実”を見ても同じかもしれないが)
自分としては、常にエコには気をつけているし、今以上に出来そうなことはあまりない。
中国に関しては無力感を感じただけであった。
【ティーチイン】
映画が終わった後、エドワード・バーティンスキーとウィル・フェレル、もとい環境学者の先生が登場。
ティーチインがおこなわれた。
最初に先生が解説。
アル・ゴアの “不都合な真実” と本作を比較して語る。
いわく、アル・ゴア の映画は、数値を示して地球環境問題を説明し、説得しているのに対し本作は、答えを示すのでなくオープン・エンドで見た人の判断にまかせた映画。
環境問題についての問題認識が高まるすばらしい映画である。
まるめて言うとそんなような解説だった。
最初に先生が質問。
そのあとは会場内の観客からいくつかの質問を募りエドワード氏が答えた。
最初に質問にたった女性が、みっつ質問があると言ったら
先生が、時間があまりないので質問はひとつでおねがいしますと制限。
イベント終わって帰る観客が、時間がないって言いながらあの人(先生)ばっかりしゃべっていたと言うのを聞いて可笑しかった。
そういえば、先生が“石油のピークアウト”についてもかなりしゃべっていた。
ずいぶん前から、石油の埋蔵量については、もう底をつくとか色々な議論があった。
原油高になれば、今までは採算とれなかった油田でも採算が取れるようになる。
時の経過とともに石油の推定埋蔵量は増加している。
どれくらい石油が埋蔵されているのか、そんなことすら人間にはわからないのである。
そんなことより、化石燃料による温暖化の方がはるかに問題なのにと思いながら拝聴。
聴衆からの、取材場所の選定はどのようにするのか?など答え難い質問にエドワードが一所懸命答えていたのには感心。
この映画について中国政府は何か言ってきましたか?という質問にたいし
カナダで上映して1,2日後には北京で海賊版が売られていたが、まだ中国政府からは何もコンタクト無しという回答がおもしろかった。
中国で取材すると、必ずこの映画の目的は何か?と聞かれる。
立場を中立におくことで、取材がしやすくなるという話も興味深かった。
どちらかのサイドに偏った取材では、取材自体が不可能になってしまう。
とにかく、なんとか取材をして、事実をニュートラルに多くの人に知らせる。
作品としては、やや食い足りないものとはなるが、方法論としてはありかなと思いました。

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文