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zoom RSS 第66期名人戦七番勝負第6局大盤解説会

<<   作成日時 : 2008/06/17 22:47   >>

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今日は、かなりの確率で羽生永世名人誕生となりそうな感じ。
いつもより早めに、17時45分に大盤解説会の会場の毎日ホールに到着。
既に、用意された席の半分は埋まっていた。
解説会の始まる18時には後ろに立ち見の人が大勢いた。
羽生先生の人気と将棋ファンの関心の高さを感じました。
有名強豪の姿を少し探したが発見できず。

今日の解説は、勝又清和六段と早水千紗女流二段。
勝又六段は自分のパソコンを持ってきて、そのパソコンを使って解説。
将棋連盟のデータベースを使って過去の対戦を調べたり
ボナンザの評価関数の一部を見せてくれたりサービス満点だった。
さて、18時に解説が始まり、初手からの手順が並べられる。画像
封じ手は、2三歩。
あとで取られてしまうので打ちにくい歩である。
以下の指し手は、3一銀 7九玉 5六歩 4五銀 3八歩 5六銀 3九歩成 1七桂 2三金 4七銀 3二玉 2五歩 2二銀 6五歩
3四にいた銀が、4五から5六にするすると引いていき、さらに4七にまで引いてしまう。
この銀は、このあとさらに大活躍。
なんと11手を費やして2三金との交換になる。
銀の活躍で永世名人を勝ち取ったと言っても過言ではあるまい。
3九にと金を作って一見うまくいったようだが、桂に逃げられてみると次の矢がない。
このあたりでは、既に先手が指し易い感じである。
6五歩の局面で昼食休憩。画像
6五歩はタダだからノータイムで取ってしまいそう。
なんで取らなかったのか、そのあたりの解説はなかった。
6五歩 以下の指し手
2五歩 3六銀 3三桂 7七銀 3四歩 2五桂 3八と 3三桂成 同銀 3八飛 6四歩 2八飛 6五歩
3四歩のところでは、3八と 同飛 2四金 として受けつぶすというのが木村八段の説。
このあと一方的に攻めつぶされるのだからたぶんその方が良かったのだろう。
3八飛 の次に6四歩 と突いたのが、森内名人この一局で初めての攻めの一手。
勝又六段は、腰の入った手と解説していた。
たしかに、6五歩と取り込めば大きな拠点となりそうである。
しかし、この後の羽生王将の指し手が秀逸だった。画像
控え室の研究では、この局面から、
1五歩 同歩 1ニ歩 同香 1三歩 同香 2五桂 と攻めて良しというもの。
が、羽生王将の指し手は、まず 6八金右。
森内名人の2四歩にたいし8八玉。
しかたのない 9三桂 に4五桂 と満を持して攻撃を開始した。
羽生王将がコンピュータ将棋の本で語っていた通りの展開である。
後手の2四歩 と9三桂 にたいし、先手の6八金右と8八玉の価値のほうが高いことは歴然。
有効な手の無いことを見極めて相手に手を渡す手法がさえわたる。
6五歩 以下の指し手
6八金右 2四歩 8八玉 9三桂 4五桂 2二銀 2五歩 同歩 同銀 2四歩 同銀 同金 同飛 2三歩 5三桂成
初形で3九にあった銀が、3八→2七→3六→4五→3四→4五→5六→4七→3六→2五→2四となんと11回も動いて金と交換になった。
そこで驚愕の一手 5三桂成 が飛び出す。画像
2四飛に対し、普通は2三銀と打ちそうなものだが、2三歩と倹約したため、この手が飛び出した。
この手に対する応手が次の一手として出題された。
候補手は、2四歩、同金、同銀の3つしかない。
それにしても、なんで2三銀を打たなかったのだろう。
2三銀打 2八飛 2四歩 として次に4四歩の桂取りを狙う。
4五の桂をただ取りしたとしても後手良しとは言えないがまだしもこちらだったろう。
じり貧負けとみたのだろうか?
5三桂成 を食らっては、中盤を通り越していきなり終盤戦になってしまった。
2四歩 と飛車を取ると5二成桂でどうしようもない。
5三銀 と取るしかないだろうと思ったがはずれ。
森内名人の指し手は2四歩 であった。
5三銀 では、3四飛 同飛 同角 で指しようがないと見たのだろうが、この後十数手で投了に追い込まれたのだからまだしも5三銀だったのではないだろうか。
5三桂成 以下の指し手
2四歩 5二成桂 8五桂 8六銀 6四桂 7五金 6六歩 4五角 6五角 同金 7六桂 9八玉 6八桂成 4一角 3三玉 3二金 迄105手 先手羽生王将の勝ち。
7五金のような辛い手がしっかりと出るところが流石。画像
6五角には一瞬はっとしたが、全然届かない。
最後は、盲点になりやすい上部に追う寄せでしとめた。
投了図以下4四玉に7二角成で4五馬と6二馬のダブル詰めよを防げない。
羽生先生にとっては会心譜、森内名人にとっては実力が出ない一局だったと思う。
ここは森内名人にふんばってもらって、なんとか第7局までいってほしかった。
が、かなわぬ望みとなってしまいました。
今シリーズ全体を通してみると、第3局の大逆転がすべてだった。
森内名人が第3局を順当に勝っていれば、今日で3−3の同点。
第7局に勝負をかける予想通りの展開になっていたのに残念だ。
羽生名人誕生おめでとう。
森内先生捲土重来を期してください。



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