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<<   作成日時 : 2008/08/20 12:35   >>

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監督: 中原俊 画像
キャスト
三々亭香須美☆ミムラ
三々亭平佐☆津川雅彦
三松家柿紅☆益岡徹
古閑由加里☆伊藤かずえ
清水和也☆森本亮治
石田登志子☆絵沢萌子
藤崎秀行☆利重剛
寄せの常連さん☆なぎら健壱
春風亭昇太

【ストーリー】
念願の落語の世界に飛び込んだ香須美(ミムラ)は、女というハンデに加え師匠は落語界の問題児であったが、逆風にもまれながら女前座として日々奮闘していた。ある日師匠の平佐(津川雅彦)が突然、呪われた噺(はなし)「緋扇長屋」に挑むと宣言。周囲が騒然とする中、心配する香須美は信念を曲げようとしない師匠の心に共感していく。
【感想】
映画をみたあと、永田俊也の原作も読んでみた。
「落語娘」も面白いが、オール読物新人賞を受賞した「ええから加減」もなかなか良い。
しかし、映画化するなら「落語娘」であろう。

“緋扇長屋” の因縁話は、映画化してビジュアル化するのにもってこいの題材。
文章ではイメージしにくい部分が映像化されて別個の表現として成立していた。
三々亭平佐が高座で “緋扇長屋” を演じるシーンが特に秀逸な出来。

原作には登場しない、古閑由加里という女性プロデューサーのキャラクター設定もよかった。
原作では、平佐師匠は交通事故で妻子を亡くし、それ以来古典落語はいっさい演じなくなったことになっている。
テレビから干された理由も原作と映画では変わっている。
女性プロデューサーを登場させることで、そのあたりのストーリーをうまく映画用に修正していて感心。

懐かしい伊藤かずえを見られたのも良かった。
当然だけどおばさんになっていた。
私は、昔の『不良少女とよばれて』のころの伊藤かずえのイメージしか持っていない。
映画を見終わってから、彼女が出演していたことに気がつく始末であった。

ストーリーはいろいろひねりが利いていた。
詳しくふれるとつまらなくなるのでふれないが、特にオチが秀逸。
見落としたこともありそうで、もう一回みてみたい、そんな気にさせられる映画。

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