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<<   作成日時 : 2008/08/03 08:22   >>

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監督: 滝田洋二郎 画像
キャスト
本木雅弘
広末涼子
山崎努
余貴美子
杉本哲太
吉行和子
笹野高史
峰岸徹
山田辰夫

【ストーリー】
楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ、故郷の山形に帰ってきた大悟(本木雅弘)は好条件の求人広告を見つける。面接に向かうと社長の佐々木(山崎努)に即採用されるが、業務内容は遺体を棺に収める仕事。当初は戸惑っていた大悟だったが、さまざまな境遇の別れと向き合ううちに、納棺師の仕事に誇りを見いだしてゆく。
【舞台挨拶】
本作を見たのは6月11日で既に2ヶ月近くが経過した。
ようやくまた試写会が行なわれているようだ。
完成披露試写会での舞台挨拶の模様はもう忘れかけている。
最初に滝田洋二郎監督、脚本の小山薫堂、音楽の久石譲の3氏がまず登場。
滝田監督「こんばんは、今日はお忙しい中見に来ていただいて誠にありがとうございます。
本作は聞き慣れない納棺師が主人公の映画で、シナリオをいただくまでどんな仕事なのか知らなかった。
製作にはいり取材するうちにこの世界にのめりこみ、山形で夢中になって撮りました。
納棺師の仕事を通じて、家族の再生と誰にでも訪れる死を描きました。
参考にしてください。」
小山薫堂「今回はじめて脚本を書きました。
今まで予算500万以下の深夜番組しか撮ったことがなかったので、打合せでホテルオークラの会議室を使ったのには感動しました。
脚本を書くに当たって、あとあじの良いものを作りたい。
笑えて、なんか泣けたよね、そういうものを書きたかった。
生まれて初めて棺に入って映画作りが始まってあれから3年。
映画は完成したがこんな映画ですから宣伝が難しい。
見た方の口こみに頼るしかないのでよろしくおねがいします。」
久石譲「おくりびとの音楽を担当した久石です。
脚本は人間がていねいに描かれていました。
主人公は元チェロ奏者ということでひらいめいたのは全編チェロでいこうということ。
12人のチェロ奏者が演奏の中心になっています。
ピアノや他の楽器はほとんど使っていません。
チェロのトップクラスの人を集めてレコーディングしました。
このチェレンジをさせてもらったことを心から感謝しています。」
「自分なりにチャレンジしました。
が、本木さんも同じで、すごくチェロを練習されました。
普通は弾いているところは見せないんですがうまく撮れています。
聞くところによると、本木さんはチェロの練習を続けているそうで
僕のコンサートにチェリストとして出る日も近いのではないかと思っています。」
ここで、本木雅弘、広末涼子、山崎努の3氏が登場。
本木雅弘 「チェロも納棺師も経験の無い世界で毎日が新鮮な疑似体験だった。
今日はチェロをひき、次は未知だった納棺師の世界。驚きと発見があった。
タイトルがたいへん気に入っている。
人は皆別れを経験しているけど、自分の経験に照らし合わせて見られる映画になっています。」
広末涼子「撮影現場で本をいただいて勉強し考えながら演技しました。
本木さんとの接触で刺激をうけました。
撮影を終えてホテルの部屋に戻ると必ずチェロの音が聞こえてくるんです。
本木さんが毎晩撮影の後に練習されているんだなと。感心しました。」
山崎努「ステージに出てきてびっくり。3階までお客さんがいてくれて。
どのくらいの人数かね。こんなに充実した客席は初めてだ。
こんなにお客さんが来ているのに作品がつまらなかったらどうしよう。
いつかは皆さんがお世話になることが題材の映画です。
(自分は死んで)関係ないが、送り出すのはたいへん。
色々な意味で参考になる。
面白いなと思って帰ってもらえるとうれしい。」
「このシステムはおかしいよ。映画の前に舞台挨拶するのは。」
と山崎努はやや脱線。
納棺師の技はどうやって習得したのか聞かれて
本木雅弘「リアルな納棺をみた。納棺師について勉強。
初めて見たときは、茶の作法のようなある意味洗練された様式美を感じた。」
台本をみての感想をきかれて
広末涼子「葬儀で死と向き合うのが納棺師。
きれいごとではなく、それを生活の糧としていることに家族としてつきあう葛藤がある。
その表現が悩んだところ。
奥さんとして、仕事をどう理解していくのか。家族の再生の物語として見る事ができます。」
自分自身が送られるときの希望を聞かれて
本木雅弘「恥ずかしがりやなので、戒名不要、葬式不要と言いたいところ。
聞くところによると、樹木葬なるものがあるらしい。それがいいかなと。」
広末涼子「好きなようにしてもらえばいい。
その時に送ってくれるひとが。
そういう人が回りにいることが大事。
生きてる間をがんばりたい。」
主役のふたりが、納棺師の仕事を否定するような回答で笑えた。
滝田監督「自分の死について考えたことがない。
生きてる間にできることをしたい。」
監督までもが・・・
小山薫堂「わたしはサプライズ好き。
死ぬ前にハート型の石か金を飲み込んでおく。
焼きあがってハートが出てきて優しい人だったと言われたい。」
久石譲「フルオーケストラのグランドピアノ、スタンレーを墓に入れて欲しいと言いたいところだけど
入らないのでピアノの方にぼくをいれてください。」
最後に監督が、この映画を師匠と水野さんに捧げたいと言って舞台挨拶は終了。
ペンライトの明かりを掲げた観客をバックに「おくりびと」の掛け声と共に記念撮影。
【感想】
映画はひさびさに良い作品だった。
随所に笑えるシーンとほろりとさせるシーンがあり秀逸。
ぜひ多くの人に見てもらいたいと思わせられた。

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