あーうぃ だにぇっと

アクセスカウンタ

カスタム検索

zoom RSS 今年のベスト1・・・詰将棋編

<<   作成日時 : 2008/12/29 06:56   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

今年のベスト1は、第2回まっつぁんこ賞の受賞作、安武翔太氏作の煙詰めである。
上半期のベスト1が年間ベスト1ということになり残念。
画像
詰将棋パラダイス4月号大学院8 安武翔太 氏作

下半期の発表作はやや不振であったと言えるだろう。
近代将棋が休刊となり、長編発表の場が詰将棋パラダイスだけになった。
それなのに、あまりパッとした作品の発表がなかったのは寂しい。
安武氏の煙詰は、あらためて鑑賞してみてもやはり素晴らしいの一語につきる。
手順の最初から最後まで一度も現れない “龍”。
他の煙詰めで、“龍” が一度も現れない作品はあるのだろうか?
つべこべ言わずにすんなり看寿賞を授与してほしいものだ。画像

今年のベスト1は動かないが、第3回まっつぁんこ賞の受賞作はこの作品。
谷口均氏の超難解作である。
正直言って谷口氏はあまり好きな作家ではない。
某大家の短編作品をくさした文章が悪い印象として残っている。
が、この作品はすばらしい。
本作は、レベルの高い解答陣をぎゃふんと言わせ正解者たったの3名。
29手詰めという短い手数での最高制圧記録ではなかろうか?
序の6手が特に難解で変化多岐にわたり読みきるのは並大抵のことではない。画像

6手すすんだこの局面からでも十二分に難解ホークスである。
たいていの作品は、コンピュータ・ソフトが簡単に正解をたたき出すが、本作はお手上げ。
この局面からでも解けないのではないかと思う。
【序の6手】4四銀 同玉 4三と 同玉 3三桂成 同玉 で右の図
7手目からの指し手は
2二角 3四玉 3五歩 同玉 3六銀 同玉 3八龍 2五玉。
ここまですすんでようやく光明がみえてくる。
以下は見事としか言いようのない手順で収束。
4三角 3四桂 3六金 1四玉 2六桂 同桂 2五金 同金 3四龍 同香
3二角成 2四玉 1三角成 同玉 2三馬画像

寸分のゆるみも無いとはこのことだ。
さらに清涼詰めとなるのにはあきれる。
難所をくぐり抜け、たどりついたオアシス。
正解者3名の、オアシスにたどりついた時のカタルシスはたとえようのないものがあっただろう。
わたしはまったくトライしていなくて残念だ。

12月に発表された “アトランティス” にもふれておこう。
この作品の基本は、寿詰めや新扇詰と同じ竜追いである。
竜追いで持ち駒を入手してさらに持ち駒変換。
条件が整ったところで、と金はがしの手順にはいる。
この機構で900手を超える長手数を実現したアイディアは買える。
画像
詰将棋パラダイス12月号超長編特別出題 中村宣幹・芝勇輝 氏合作

まだ解答募集期間中なので手順をあまり詳しく述べるわけにはいかない。
が、双玉や非限定が気になり、個人的にはあまり好きでないタイプの作品だ。
いちおう解けたとは思うが、おそらく解答は出さないだろう。
手順を書くだけでもたいへんな労力だし、細かいところで間違うとすぐに不正解にされるので(こういうのに)解答する意欲がわかないのだ。
多少の勘違いや誤記くらい大目にみたらどうなんだろう。
手数が違っていたら×のような杓子定規な解答審査はやめたほうが良い。

作品自体についてではないが感想を若干のべておきたい。
ネット公開も良いが、詰パラに何で投稿しないのかなあと思った。
と同時に、詰パラもネット投稿を受け付けるなど対応を変える必要があるのではないかと感じた。
大きな環境変化がありながら、詰将棋パラダイスはマンネリにすぎる。

テーマ

関連テーマ 一覧

カスタム検索

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
今年のベスト1・・・詰将棋編 あーうぃ だにぇっと/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる