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zoom RSS 実戦詰将棋@・・・C級1組順位戦広瀬章人五段VS北島忠雄六段

<<   作成日時 : 2009/10/24 11:50   >>

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C級1組順位戦の(先手)広瀬章人五段(後手)北島忠雄六段の終盤に面白い局面があった。
10月23日(金)毎日新聞夕刊に上地隆蔵氏による観戦記が掲載されている。
が、この観戦記はまったくこの局面の面白さを伝えていない。
ないほうが良いくらいの観戦記。
こんなんで原稿料もらえて結構なことである。(笑)
ことの発端は、右図の局面。
この局面では、後手北島六段の玉に即詰めがあり、先手の勝ち。
詰手順は
2六金 同玉 1五銀 3五玉 2四角 4四玉 3三角成 3五玉 3六金 同馬 2四馬 4四玉 3四飛 5五玉 5六銀 6六玉 6四飛 まで17手詰め。

ところが、先手の広瀬五段は3四金と打ってしまい、詰みを逃した。
【実戦の進行】
3四金 同玉 3三飛 4四玉 3五角
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この局面では、5五玉と逃げれば後手玉は詰まずに北島六段の勝ち。
それなのに、北島六段は5四玉と逃げてしまう。
そのために詰まない後手玉にまた詰みが生じた。

【実戦の進行】
3五角 5四玉 4三飛成 同玉

ここで4四銀と打てば
以下 3二玉 3三金 4一玉 4二銀 5二玉 5三銀行成 6一玉 6二成銀 まで簡単な詰み。

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それなのに、何を血迷ったか、広瀬五段は4四金と打ってしまう。
後手に3二玉と落ちられ、8分も考えて茫然自失の投了にいたったのだ。

このたった10手の間に、勝敗がひっくりかえる大悪手が都合3回も出現。
こんな将棋は、わたしはあまり記憶にない。

上地氏の観戦記は
「3四金が鋭い捨て駒で、後手の望みはなさそう。
広瀬の五連勝は確定的と思われた。
しかし、待っていたのは予期せぬ結末だった。
4三同玉に対し、4四銀と打てば簡単な詰み。
ところが広瀬は4四金。
これが大錯覚で、3二玉と落ちられて詰まない。
4四金が控え室に伝わると「ギエー〜」と絶叫が起こった。
後悔しても、局面は戻らない。
その後、8分考えて広瀬は茫然自失の投了。
あまりにももったいない負け方だった。
北島は九死に一生を得た。」
だそうである。
詰みを逃した一手が鋭い捨て駒だって。
後悔しても、観戦記はもう掲載されてしまっている。
この将棋の対局日は10月6日。
充分な余裕があるのだから最低限のことは調べろよと言いたい。

【再検討】
などと言う記事を書いたあと再検討してみた。
実は、3四金 同玉 3三飛 4四玉 の進行でも、後手玉は詰んでいた。
その手順は4四玉以下
5五銀! 同玉 5六銀 同馬 同歩 6五玉 6六歩 同玉 7五角 6七玉 7七金 5六玉 3六飛成 4六金 5七歩 6五玉 6六金 5四玉 5五金 6三玉 6四金 6二玉 5三金 7一玉 8二角 6一玉 6二歩 5一玉 4二と
という、長手数でかつ、玉を逃がすような5五銀捨てが必要な難解手順。
2六金からでも、3四金からでも、どちらも実戦としては高難度。
再検討の結果、詰みを逃した手は3四金ではなく3五角であることがわかった。
「詰みを逃した一手が鋭い捨て駒だって。」の部分は撤回します。

順位戦では、もうひとつ面白い将棋を発見した。画像

専門誌などに掲載されているのかもしれないが、参考のため載せておく。
C級2組順位戦の四回戦、先手:小倉 久史七段 後手:川上 猛六段 の一局。
177手目に先手の小倉七段が3二馬とした局面。
この局面で後手の川上六段は投了した。
が、実はこの局面先手玉に即詰みがあったのだ。
手順は長いがそんなに難しい詰みではない。
王手くらいかけてから投了しそうなものだが、潔すぎた。(笑)

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