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zoom RSS 酒井克彦短編集

<<   作成日時 : 2012/08/28 21:31   >>

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詰将棋メモで酒井克彦氏の訃報に接した。

詰将棋作家酒井克彦さんが、2012年7月25日肺癌のため67才で亡くなられたとのこと。酒井さんは本名および駒三十九のペンネームで詰将棋パラダイスや近代将棋に短編、中編を中心に作品を発表し、看寿賞、塚田賞を多数受賞。

そこで本棚をひっくりかえして作品集を引っ張り出してきた。
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将棋世界
平成6年5月号付録

酒井克彦短編集

副題:現代短編詰将棋の完成者が贈る39題








39題の内訳
【手数】
9手詰 1〜3   (3題)
11手詰 4〜14  (11題)
13手詰 15〜23 (9題) 
15手詰 24〜37 (14題)
17手詰 38〜39 (2題)
タイトルの通り17手以下の短編のみ
【発表誌】
近代将棋 20題
詰将棋パラダイス 10題
将棋ジャーナル  2題
詰棋めいと 2題
将棋世界  5題
半分が近代将棋の発表作

本名での発表作はたぶん無く、私が解答を始めてからは駒三十九名義の中編作が多かったと記憶。
この短編集は、彼の業績のほんの一部が切り取られているだけ。
この詰将棋がすごい!2013年版で酒井克彦全作品集掲載していただきたい。


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酒井克彦氏の作品で最も記憶に残っているのは第36問。
作者による解説とともに掲載。

近代将棋
昭和39年9月

【15手詰】



途中図(省略:6手目まで)3九銀成は何故なのか。
まず3九金は2九金 同金 同飛 1八玉 1九飛 同玉 2九金までで、持駒も余らずピッタリ詰む。
大量の誤解者を生む所以である。
さりとて素直に2八玉では2九飛 3八玉 2八金で逃げ道がない。
この時4八が空いていたら、2九飛では詰まない。


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第19問

詰将棋パラダイス
昭和51年5月

【13手詰】







途中図(省略:3手目まで)を見て頂きたい。
攻方の要の金を、1四金とすべり込ませる。
「エッ!」と小さく叫んでくれれば、作者としては大成功。
2手目同玉は3四飛 2二玉 (同金は同金 2二玉 1三角以下)3一角 1二玉 1三角成 同玉 2四金以下。
同じく2手目1二玉 は4五角 3四歩合 1三飛 同玉 2四金 同玉 3四金以下。


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第14問

詰将棋パラダイス
昭和38年2月

【11手詰】







2手目同銀成は7八銀 同玉 6八竜 8九玉 9八銀 同玉 7九角 8九玉 8八竜まで駒余り。
5手目の6八金から角を消去して7八金とすり寄るのが狙いですが、この6八金が、2手目の変化で7八銀から6八竜を読んでいるため、非常に打ちにくい手になっています。
初期の作品では代表作。 

ご冥福をお祈りいたします。




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