あーうぃ だにぇっと

アクセスカウンタ

カスタム検索

zoom RSS FOUJITA

<<   作成日時 : 2015/11/05 18:00   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 7 / コメント 2

FOUJITA@TOHOシネマズ六本木ヒルズ

第28回東京国際映画祭で鑑賞。画像

(C) 2015「FOUJITA」製作委員会/ユーロワイド・フィルム・プロダクション
製作年:2015年 製作国:日本/フランス
日本公開: 2015年11月14日
上映時間: 2時間6分
製作: 「FOUJITA」製作委員会 配給: KADOKAWA

製作・監督・脚本: 小栗康平
製作: 井上和子/ クローディー・オサール

キャスト
藤田嗣治☆オダギリジョー
君代☆中谷美紀
ユキ☆アナ・ジラルド
キキ☆アンジェル・ユモー
フェルナンド☆マリー・クレメール
寛治郎☆加瀬亮
おばあ☆りりィ
清六☆岸部一徳


【ストーリー】
1920年代パリ、日本人画家・フジタ(オダギリジョー)が描く裸婦像は「乳白色の肌」と称賛され、彼は時の人となった。一躍エコール・ド・パリの人気者となったフジタは、雪のように白い肌を持つリシュー・バドゥー(アナ・ジラルド)と出会い、自らユキと名付け彼女と共に暮らし始める。やがて第2次世界大戦が始まり、フジタは日本に帰国し戦争画を描くようになるが……。

【舞台挨拶】
小栗監督、井上和子、クローディー・オサール両プロデューサーと主演のオダギリ・ジョー、中谷美紀の5名が登壇。
オダギリ・ジョー
こんにちは藤田を演じたオダギリ・ジョーです。
今日が一回目で初めて日本で観てもらう機会。
大きなスクリーンと良い環境でみるにふさわしい美しい作品になっているので楽しんでください。
中谷美紀
昨年東京国際映画祭のミューズを務めさせていただいて自分の作品を出すのが夢と言いました。
夢がそうそうにかなって嬉しく思っています。
今日来られている方は映画ファン?それとも藤田ファン?
この映画は小栗監督10年ぶりの作品で映画史上に残る美しい絵画の連続のような作品です。
オダギリさんの美しさもぜひ楽しんでください。フランス語もお上手です。
小栗監督
初上映に来ていただいてありがとうございます。
10年ぶりの映画ですが企画がスタートしてからは3年です。
二人のすぐれたプロデューサーのおかげで合作というはじめての形で映画ができました。
フジタは歴史的人物ですが伝記映画にはしていません。
1920年代のフランスと1940年代の日本を対置して描きました。
フジタを貶めないよう作ったのでぜひ楽しんでください。

【Q&A】
Q (矢田部さん)
2つの時代で二部構成となっていますが最初からの構想ですか?
フジタの人生をどう映画化するか考えた結果ですか?
A 小栗監督
フジタにはたくさんエピソードがあり、矛盾のたくさんある人。
それをなぞるように作りたくなかった。
フジタの絵をみて歩いた。日本もフランスも。
そして、あらためて絵の静けさにひかれた。
絵のもつ静けさを描けばいいと手ごたえを感じた。
Q (矢田部さん)
戦争の絵にも静けさがあるのですか?
A 小栗監督
1940年代の日本は騒がしい時代でした。
ところが映画の中には空襲も出征もありません。
静かな農村が舞台です。
1920年代のパリという違う時代の文化、二つの時代を並置すればフジタが何を手に入れたか、何を引き裂かれたか自ずとあらわれる。
Q(矢田部さん)
オダギリ・ジョーさんのキャスティングは?
A 小栗監督
最初から決めていました。
彼はネコタイプ。
なよなよとした感覚がなんともいい。
フジタの絵もそういう身体性をもっている。
ものをさわっている近い感じ。
それが重なるかなというのがもくろみ。
Q(矢田部さん)
オダギリさんの演出で議論になったことは?
A 小栗監督
撮影前にはいろいろなことを話した。
たとえばフジタの絵を観てくださいとか。
撮影の時は、シーンひとつひとつをこう演じてくださいとかこうやりますとかは一切ない。
やってみないとわからない状態。
頭で理解した人がいい芝居をするわけではない。
頭の中は距離があっていい。
無言のキャッチボールをする方が撮影が豊かになる。
Q 観客♂
映像が絵画的でした。絵画を再現する時苦労したことは?
A 小栗監督
様々な遺産が引き継がれているが現代の映画から失われている。
それを取り戻したい。
絵画は専門でないがテーブルやくだもののような日常のひとこまが絵画という別の世界、キャンバスの中に切り取られる。
映画もフレームの中に事物がどう置かれるかは同じ。
いまの映画は動くものを追いかける、ものごとを追いかけることに偏重。
もう一度絵画に戻ろうよ。
ということで、モネも遊びがてらとりいれさせてもらった。
Q (矢田部さん)
芸術家同士としての葛藤は?
A 小栗監督
嬉しいと言うか、残念というか売れたことがないのでフジタと一緒にはならない。
フジタは日本的何かを持っていったのはまちがいない。
日本的なものをむきだしに出しても海外の人には理解されない。
今でもそうだと思う。
理解されるにはしかけ、しくみがいる。
海外の人とは依然としてギャップがある。
映画作りでも絵画でもその葛藤は一緒だとおもう。
外に出るとかかえる問題である。
Q 観客♀
フジタナイトのバカ騒ぎはフジタのどの面を表している?
A 小栗監督
フジタが内面を語るシーンはとても少ない。
感情移入しにくくて不満が残ると思う。
こんなことを言うとお客が減るんじゃないかと心配だが・・・
人物の心理や心のうち、パーソナルなものを求めすぎていると思う。
近代的自我を描くのが映画みたいな考えや映画が多すぎる。
自我にそんな深さがあるのか?
わたしはもっと別の選択をしたい。
信仰や考え方は色々あるしそれでいいが祈りは同じ。
映っているものに祈る。それが映画の力。
祈りがあらわれるまで待つ。そんな映画をめざしたい。

小栗監督から最後にひとこと。
楽しんでいただけましたでしょうか?

YES
大いに楽しみました。

まっつぁんこの評価 ★★★★☆

監督の最後のAに共感した。




テーマ

関連テーマ 一覧

カスタム検索

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(7件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
FOUJITA
1920年代、フランス。 パリへ来て10年になる日本人画家フジタは、独自の“乳白色の肌”の裸婦像が絶賛され、エコール・ド・パリの寵児としてもてはやされていた。 …1940年代、日本。 戦意高揚のための絵画を集めた「国民総力決戦美術展」に国民服の正装で出席したフジタは、その後、空襲を避けるため田舎へ疎開する…。 画家・藤田嗣治の生涯。 PG-12 ...続きを見る
象のロケット
2015/11/08 07:31
【第28回東京国際映画祭】『FOUJITA』 (2015) / 日本・フランス
監督/脚本/製作 : 小栗康平 出演: オダギリジョー 、中谷美紀 、アナ・ジラルド 、アンジェル・ユモー 、マリー・クレメール ...続きを見る
Nice One!! @goo
2015/11/09 11:01
FOUJITA
 ドラマ&伝記&アート  日本&フランス  監督:小栗康平  出演:オダギリジョー      中谷美紀      アナ・ジラルド      アンジェル・ユモー ...続きを見る
風情&#9773;の不安多事な冒険 Pa...
2015/11/15 10:00
FOUJITA〜絵筆のような台詞
公式サイト。日本=フランス、小栗康平監督。オダギリジョー、中谷美紀、アナ・ジラルド、アンジェル・ユモー、マリー・クレメール、加瀬亮、りりィ、岸部一徳。戦前、パリで活躍 ... ...続きを見る
佐藤秀の徒然幻視録
2015/11/16 21:04
FOUJITA
日本生まれの画家・彫刻家、藤田嗣治(フランス名:レオナール・フジタ)の生涯を描いた作品。 ...続きを見る
勝手に映画評
2015/11/22 19:00
『FOUJITA』小栗康平監督、オダギリジョー、中谷美紀、アナ・ジラルド、加瀬亮、他
注・内容、台詞に触れています。『FOUJITA』 監督 : 小栗康平出演 : オダギリジョー、中谷美紀アナ・ジラルド、加瀬亮りりィ、岸部一徳 、アンジェル・ユモーマリー・クレメール、他 物語・1920 ...続きを見る
映画雑記・COLOR of CINEMA
2015/11/25 20:51
FOUJITA
 『FOUJITA』を新宿武蔵野館で見ました。 ...続きを見る
映画的・絵画的・音楽的
2015/12/03 06:37

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
>映っているものに祈る。それが映画の力
うん、そんなメッセージを感じた。
ああでこうで・・・ って言わなくてもちゃんと映像で伝えるってことなんだと思いました。
rose_chocolat
2015/11/23 21:56
rose_chocolatさん
一般うけはしない。
ああでこうでと言ってもわからなかったりするくらいだからね(笑)
まっつぁんこ
2015/11/24 08:23

コメントする help

ニックネーム
本 文
FOUJITA あーうぃ だにぇっと/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる