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zoom RSS NHK杯戦斎藤慎太郎六段VS佐藤康光九段

<<   作成日時 : 2016/12/04 13:44   >>

驚いた ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 2

今週のNHK杯戦は、将来の名人候補の新鋭斎藤六段とベテラン佐藤康光九段の戦い。

対戦に先立って放映された将棋フォーカスで森下九段が弟子増田四段の新人王獲得の一局を解説。
ハイライトは下の局面。
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とても詰む局面とは思えない。
師匠の森下九段も弟子の負けだと思ったとの由。

5七銀 同玉 2六飛成 と香を渡さずに詰めろをかけておけば石田四段の勝ちだった。

18歳増田四段の今後の活躍に注目である。

そして新鋭とベテランの対局が始まる。
将棋は大熱戦。
ベテラン佐藤九段の大逆転勝ち

初手からの指し手

2六歩 8四歩 7六歩 8五歩 7七角 3四歩 8八銀 4四歩 

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また角換り腰掛銀か、つまらないなと思っていると4四歩。
さすがは佐藤九段。
へんたい将棋の幕開け。
こうこないと面白くない(笑)

4四歩 以下の指し手

2五歩 3三角 4八銀 3二銀 5六歩 4三銀 6八角 2二飛 7九金 7二金 6九玉 7四歩 7八玉 8二銀 5七銀 6一玉 6六銀 5二金 7七桂 6四歩 8九玉 7一玉 9六歩 8三銀 8五桂 6三金左 5九金 9四歩 6九金右 5一角 8六歩 8二玉 7八金右 5四歩 3六歩 

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面白い将棋にはなったが、絵に描いたような作戦負け。
この局面から後手が勝つのは相当困難だと思います。

どうするんだとうと思ってみていると、佐藤九段は8四銀と出て行った。
そしてさらに 8三玉 から 9五歩。
すげ〜
まさに蛮勇の攻めである。

3六歩 以下の指し手

8四銀 4六角 8三玉 5八飛 9五歩 同歩 同銀 8七金 9六歩 7五歩 4二角 7四歩 同金 7八飛 7三歩 5七角 6三金 7五銀 6五金 9二歩 

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潰れにしか見えない(笑)

9二歩 以下の指し手

同香 9三歩 7四歩 同銀 同金 9二歩成 7五歩 8一と 7二玉 

この局面が、本局でもっとも形勢が離れた局面。

以下 9六香 8四銀 8二と 6三玉 8三と と好調に攻めているようだが差が詰まった。
あまり攻めずに 7七香 8四銀 3九角 と指して 次に6六桂 などを狙った方が良かったと思う。

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7二玉 以下の指し手

9六香 8四銀 8二と 6三玉  8三と 8五銀 同歩 5六金  8四と  6五金 7四銀 5二玉 6五銀  5七金 7五飛 6五歩 7二飛成 4一玉 5三歩 9七歩 

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素人目には5三歩で困っているように見えたが9七歩が飛んでくる。
形勢は詰まったがまだ先手良しのはず。
9七歩 は詰めろではないので 6四桂 と詰めろをかけてどうかと思った。
以下 3二玉 5二歩成 6四角 5三と 3三玉 4三と 同玉 2二龍 は9八銀以下先手玉は詰み。

あとで9七金と手を戻すくらいならここで取ってしまった方が良かった。
が斎藤六段は攻めてしまう。

9七歩 以下の指し手

5二金 3一玉 4二金 同飛 同龍 同玉 9七金 

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後手玉に寄りはなく、ここで手を戻すようでは逆転。
でもまだ先は長い。

9七金 以下の指し手

3二金 7一飛 6七金 6八歩 7八歩 5一角 3一玉 6七歩 7九歩成 同銀 2二玉 2四桂 5五角 

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5五角 は詰めろ。
たとえば 3二桂成 同銀 3一金 と詰めろをかけると

9九飛 7八玉 7七金 同龍 同角成 同玉 9七飛成 7六玉 7七飛 6五玉 6七飛成 7四玉 6三銀 8三玉 7二銀打 9三玉 9二歩 同玉 8一金 9三玉 9二歩 9四玉 9六龍 9五歩 8二桂 まで変化あるも詰み

5五角 以下の指し手

7七歩 2八飛 3二桂成 同銀 6八香 4一金 4二金 7六桂 3二金 同金 

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ここで4一銀と指すと久保九段が解説していたとおり
8八銀 同銀 7八銀 同玉 6八飛成 8七玉 8八龍 7六玉 7七龍 6五玉 5六銀 同玉 6六金 同歩 同龍 で詰み。

3二同金 以下の指し手

7六飛成 4一金 6二角成 5六桂 

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5六桂にはびっくり。
普通に2九飛成のほうが良かったと思います。

5六桂 以下の指し手

同龍 7七角成 8八銀打 6八飛成 7七銀 8七香 8八桂 7七龍 7八金 7六銀 

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寄りがない王様を強攻してしまいはっきりと逆転して先手の勝ちになったのがこの局面。

平凡に 7七金 同銀成 7八歩 と受ければ終了だった。

7六銀 以下の指し手

5二歩成 8八香成 同銀 9七龍 

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7七金 を逸して 5二歩成 としたのが最後の敗着。

9七龍 を同銀と取ると 6六桂 同歩 7七歩 で負け。

9七龍 以下の指し手

7六龍  9八金 7九玉 8八金 同金 6八銀 同玉 8八龍 7八歩 7七銀 同龍 5六桂 5八玉 7七龍 4四馬 3三桂 7七馬 4九銀 まで158手佐藤九段の勝ち

送りの手筋の6八銀から最後は7七銀がきれいに決まった。

すっぽ抜けもあり、二転三転のたいへん面白い将棋だった。
来週も熱戦を期待しています。

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内 容 ニックネーム/日時
今日はNHKトーナメントを見るつもりが土曜日に病院で受けたがん治療の副作用による痛みがひどく眠れず、11時から爆睡して見逃してしまった。しかし、このプログを思い出してきて見たら逃した魚の大きさを痛感した。手に汗握る終盤であったようである。将棋は囲碁と違って優勢勝ちがない。最後に詰めたほうが勝ちである。来週こそ見逃さないようにしたいと思います。
やまかん(^^ゞ
2016/12/04 18:44
やまかん(^^ゞ さん
録画して見ましょう!
やまかんさんのために手順も書いてあるのでこの記事で十分とは思いますが。
まっつぁんこ
2016/12/04 19:05

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