マリア・カラス 最後の恋

画像
監督 : ジョルジョ・カピターニ
キャスト
マリア・カラス☆ルイザ・ラニエリ
アリストテレス・オナシス☆ジェラール・ダルモン
バティスタ・メネギーニ☆アウグスト・ザッキ
ガブリエレ・フェルゼッティ
フランソワ・マルトゥレ
シドニー・ローム
アンナ・ヴァレ
ティナ☆セレナ・アウティエリ



【ストーリー】
実業家のメネギーニ(アウグスト・ザッキ)に見い出され、地味な女性から人気オペラ歌手へと変ぼうをとげたマリア(ルイーザ・ラニエリ)。やがてメネギーニとマリアは結婚し、トップの座を守るべく二人三脚を続けるが、無一文から身を興して世界一の富豪となった開運王オナシス(ジェラール・ダルモン)がマリアの心を奪う・・・・・・・
【感想】
豊かな歌唱力と表現力で頂点を極めた、20世紀最高のオペラ歌手マリア・カラスとギリシャの海運王アリストテレス・オナシスの愛と憎しみに満ちた関係を描くラブストーリー。
ラブストーリー自体の深みはあまり感じることができなかった。
見所は、60年代のセレブ・ファッションや地中海沿岸地方の美しい景色。
そしてマリア・カラスの歌唱である。
とはいっても、実演はアンナリーザ・ラスパリョージというアーチスト。
特に印象に残ったのは、《カルメン》より ハバネラ。
もっとオペラのアリアが聴けるのかと思ったが、少なくてやや拍子抜け。

ラブ・ストーリーのほうは、数々の成功を積み重ねてきたオナシスが、カラスをコレクションに加えようとして猛アタック。
一方のカラスは、お互いに結婚して妻や夫がいる身で最初は拒絶。
しかし、仕事優先の夫とのすれ違いにつけこむ形でオナシスのアタックが奏功。
お互いに離婚することになる。
ジェラール・ダルモンがスケベそうなプレイ(オールド)ボーイの感じをよく出していた。

カラスとオナシスの愛人関係は9年ほど続いたようだ。
前妻ティナとの離婚騒動でうんざりしたオナシスが結婚を拒否しふたりは愛人関係にとどまる。
メネギーニとの間では、仕事の犠牲としてあきらめていた子供をオナシスとの間に授かるが死産してしまう。
この子が生まれていたら、カラスの人生もずいぶんと違っていただろうと思った。
カラスの慟哭が胸をつく。

その後は、オナシスのコレクションがジャクリーヌ・ケネディに交換となりカラスとの関係は終わる。
カラスとは愛人関係にとどまったオナシスがジャクリーヌには押し切られて結婚。
数年後にオナシスは亡くなるが、そのときになって失ったものの大きさを知る。
遺産の多くはジャクリーヌのものとなったことが示される。
なんだかな~。
死の直前に、オナシスはカラスを訪ね赦しを乞う。
さびしい最期を遂げるが同情する気にはならなかった。

これを機会に、カラスのオペラのCDを借りて鑑賞。
映画の中のアンナリーザ・ラスパリョージの歌の方が良かったように感じた。(笑)
映像とセットで鑑賞したせいだろうか?
『愛の神、エロス』の美人女優ルイザ・ラニエリが真実の愛を求めて生
きたカラスを熱演。『ガンモール/おかしなギャングと可愛い女』のジョルジオ・カピターニが監督を務めている。

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