サヨナライツカ

クリスマスの夜はよみうりホールで「サヨナライツカ」を観た。
有楽町に早く着き、TOHOシネマズ日劇に、「アバター」の予約をしに寄った。
元旦の予約を取ろうと思ったのだが、予約は二日前からだそうだ。
しかたないなあと、今度はヒューマントラストシネマ有楽町に寄る。
「赤と黒」の予約を取ろうと思ったのだ。
そしたら、こちらは当日のみとのこと。
せっかく早く行ったのに、目的は何も果たせなかった。
しかたなく、少々早すぎるが、ビックカメラに17時前に到着し行列に並ぶ。
そんな時間なのに、既に何十人かの人が並んでいた。
試写会マニアたちの中に混じって並ぶ。
長時間待つことになるので、私はひたすら読書。
用意してきた、重松清の「希望ヶ丘の人びと」を読んで過ごす。
1時間以上が経過し、ようやく行列が動きだす。
私は本を読みながら前の人に続いて前進。
すると、なにやら衝撃を受ける。
思わず「何するんだ!」
ヘンなおばさんが人にぶつかりながら割り込んできたのだ。
どうやら、そのオバサンの方が先に並んでいたようで
「順番を守れ」
ということらしい。
が、こちらは本読みながらのこのこ前進していただけ。
もたもたしていたそのオバサンが悪いのである。
もたもたしておいて、わざわざ人にぶつかりながら割り込む。
そういう人に限って、もし後ろにいたら前の人の足を蹴りながら前進するのだ。(笑)
試写会マニアのマナーの悪さは色々な人に聞かされる。
そんなところで順番争ったって大差ないのである。

監督・脚本: イ・ジェハン画像
キャスト
沓子☆中山美穂
東垣内豊☆西島秀俊
東垣内光子☆石田ゆり子

【ストーリー】
1975年、バンコクの高級ホテルに暮らしている沓子(中山美穂)は、お金に不自由なく、男性から愛される満された日々を送っていた。
ある日、沓子はバンコクに赴任してきたエリートビジネスマンの豊(西島秀俊)と出会い、二人はたちまち惹(ひ)かれ合うが、実は豊には東京に残してきた光子(石田ゆり子)という婚約者がいた。

【感想】
悪酔いしそうなファンタジーだった。
チラシの惹句は「一瞬の恋が、一生の愛へとつづく・・・最高にせつないラブストーリー」。
どこがせつないのか?
リアルティーゼロのファンタジーで感情移入が全くできなかった。

ひとことで言うと
「一途なオンナふたりとふたまたオトコのファンタジー長編」
オンナ癖の悪いオトコはたくさんいる。(笑)
が、この映画のオトコの主役、豊 はそういうのとも違う。
この、ふたまたオコトの豊にはまったく共感できなかった。

だいたい、オンナに溺れて遅刻をくり返すようなオトコが
企業のトップに上り詰められるとは思えない。
あげくのはてに、許婚と結婚しておきながら
25年もひきずってるなんてファンタジーだ。
そんなに時間がたてば顔すら忘れているだろう。
都合の悪いことは忘れないと生きていけないのが人間だ。

その、豊の許婚にして未来の嫁、光子。
いまどき、あんな女子も居るわけがない。
オンナの主人公 沓子はそれこそファンタジーのかたまり。
なんでメシ食ってるのかもわからない。
彼女のような女子が25年もひとりのオコトを思い続けるなんてありえない。
彼女をふくめ、全てがありえないファンタジーに思えました。
良かったのは、クラブで歌われる
If you don't know me by now
だけだったかなあ。(笑)

この記事へのコメント

2009年12月28日 07:04
ご意見を尊重して、★の数変えてみました(笑
沓子の説明はなし、光子も少なかったですね。 豊はなぜかたっぷりとあったのに(笑
まっつぁんこ
2009年12月28日 07:18
rose chocolatさん おはようございます。
説明はなくてもいいんですが、説明がつかないのは困ります。
☆一個は固いところですね。(笑)
2009年12月28日 20:26
こんばんわ。
ご一緒の試写会でしたね^^
今回の試写、なんだか中年以上のオバサマ方が多かった気が。私も吹っ飛ばされましたよ、肩からしょったでっかい彼女らのカバンに。
いつもはそうでもない「よみうりホール」なんですけど。
入場も滞りが多かったみたいだし撒いた主催者さんの誤算?でしょうか。

試写会マニアを嫌いにならないで下さいね。
まっつぁんこ
2009年12月28日 23:19
そうそう、わざわざ人にぶつかっていくおばさんって本当に多いです。
無神経というか、キョリ感覚がないというか。
かわいそうに思えてまいります。(笑)
rose_chocolat
2009年12月29日 13:04
まっつあんこさんがいらした試写、当選してたんですが、観賞済みなんで友人に譲りました。
つくづく、ここに行かなくてよかったー。
よみうりなんだから焦らなくたって席あるのに。 笑
マナーの悪いオバさんとだけは、友達になれないあたくしです。
まっつあんこ
2009年12月29日 15:00
時間が早かったので、最初はほぼ一列に並んでいて6階と5階の間でした。
5時過ぎてから、いつもの列を整理するおばさんがやってきて、前につめて並び直し。
今度は7階と6階の間の踊り場でした。
整理のおばさんの指示でさっさと詰めればいいのにひと悶着。
階段なら座って待てるけど、踊り場だと座り難い。
それはわかるんだけど、おばさんに文句言ってもしかたないだろと思いながら見てました。
とにかくヘンな人が多いです。(笑)
2010年02月28日 11:02
TB有難うございました。
男性と女性目線で意見が分かれる
映画かなと感じました。
男性視点では、身勝手な男に
見えてしまった…
女性目線では、切ない恋と捉えることが
できるのだろうでしょうか、疑問です。
石田ゆり子が演じた貞操な妻に
同情したいです。

今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
まっつあんこ
2010年02月28日 15:49
シムウナさん
女性からも、少なくともわたしの回りでは不評でした。
あれは、身勝手というのも違う。
身勝手なら25年もひきずりません。
半端な男です。(笑)

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