終着駅 トルストイ最後の旅

9月3日新潮文庫の試写会@ソニーピクチャーズエンタテインメント試写室で鑑賞。
新潮社さんありがとうございます。
トルストイの作品は、文庫になったものは全部読んでいる。
全て岩波文庫で読んだ気がする。(笑)
現在も新潮文庫にトルストイの作品が収録されているのだろうか?
世界の名作は若いうちに読んだほうが良いと思う。
が、まわりの若者に、「トルストイの本読んだことある?」と聞くと答えは「ありません!」。
高学歴者でも、なげかわしいくらい読んでいない。
本日の試写会に来ていた人たちも、たぶん殆どの人が読んでいないだろう。
ちなみにワタシが好きなトルストイの作品は以下の通り。
1.復活
2.戦争と平和
3.アンナ・カレーニナ
ロシア文学は面白いモノが多い。
ドストエフスキーはもちろんのこと
日本では絶版になっている?ショーロホフの「静かなドン」など長編に面白い作品が多いのが特徴だ。

監督: マイケル・ホフマン画像
キャスト
ソフィア・トルストイ☆ヘレン・ミレン
レフ・トルストイ☆クリストファー・プラマー
ワレンチン☆ジェームズ・マカヴォイ
チェルトコフ☆ポール・ジアマッティ
サーシャ・トルストイ☆アンヌ=マリー・ダフ
マーシャ☆ケリー・コンドン
ダシャン☆ジョン・セッションズ
セルゲンコ☆パトリック・ケネディ


【ストーリー】
ロシアの偉大な作家、トルストイ(クリストファー・プラマー)の妻(ヘレン・ミレン)は50年近く夫を献身的に支え続けてきた。
その人生も終盤に近づいたころ、夫は弟子(ポール・ジアマッティ)と新宗教を興し、爵位も財産も捨てようとする。
そんな折り、トルストイ信奉者の青年(ジェームズ・マカヴォイ)が助手として屋敷にやって来る。

【感想】
トルストイの作品は読んでいるのだが、トルストイ本人については殆ど知らなかった。
妻のソフィアが、世界三大悪妻の一人にノミネートされているなんてことも不知。
ちなみに世界三大悪妻とは下記の三人だそうだ。
クサンティッペ(哲学者ソクラテスの妻)
コンスタンツェ・モーツァルト(作曲家モーツァルトの妻)
ソフィア・トルストイ(作家トルストイの妻)
この映画をみるかぎり、ソフィア・トルストイは悪妻には思えなかった。
わけのわからない宗教活動にのめりこむ旦那にストップをかけようとする賢妻に思えました。(笑)

映画で描かれているのは、トルストイの最晩年の姿。
著作権を放棄させようとするチェルトコフと、ソフィアの戦いをワレンチンの目で観て行く。
ストーリー的には
ワレンチンとマーシャの関係が中途半端に描かれて焦点がぼけた感じがしないでもない。
マカヴォイが出るんだから、何か出番がないといけないってことかなと思いました。

トルストイは映像および肉声が残されている。
文学者の映像・音声として最古のものの一つだそうだ。
その中には死の3週間前のものと死後の映像が含まれている。
エンドロールで、その映像が少し流れる。
そんな映像を参考にしているであろうから、クリストファー・プラマーは本物のトルストイに見えました。
残念なのは、しゃべる言葉が英語なこと。
トルストイはさすがにロシア語でしゃべっていただろう。
英語で演じないと商業ベースに乗らないからしかたないとはいえ残念だ。
駅の表示や、手紙の文字はロシア語なのにご都合主義だなあ。(笑)

そんなことはともかく、この作品をみて、トルストイに興味を持ち、作品を読む若者が増えるといいな。

映画もいいけど、小説はもっといいよ!

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