ロボジー

ロボジー＠有楽町朝日ホール

(C) 2012 フジテレビジョン 東宝 電通 アルタミラピクチャーズ
製作年： 2011年
製作国： 日本
日本公開： 2012年1月14日
上映時間： 1時間51分
配給： 東宝

監督・脚本： 矢口史靖

キャスト
鈴木☆五十嵐信次郎
吉高由里子
濱田岳
川合正悟
川島潤哉
田畑智子
和久井映見
小野武彦
他

【ストーリー】
弱小家電メーカー、木村電器に勤務する小林、太田、長井の3人は間近に迫るロボット博での企業広告を目的に、二足歩行のロボット開発に奔走していた。しかし、発表直前の1週間前にロボットが大破してしまう。慌てた3人はとっさの判断で、一人暮らしの頑固老人・鈴木（五十嵐信次郎）をロボットの中に入れて出場したところ、鈴木の奇妙な動きが絶賛され……。

【感想】
東宝は手堅くてうまい。
発展性には乏しいが・・・

わたしは内容を何も把握せずに観劇。
ロボットコンクールにロボットを出場させるスポコンものかな？
吉高ちゃんが出るから観たいな～
な～んていう調子でみた、ユルユルの観客。
いきなり、ぐ～たら３社員小林、太田、長井が鼻水たらしながら居眠りするシーンで始まって勘違いに気づく。（笑）

ロボットの着ぐるみの中に人が入ってロボット博に出るなんてことは
思いついたとしても誰もやりはしない。
すぐにバレるのが目に見えているから。
よってリアリティーは全くないのが前提となっている話である。

リアリティーないとダメ⇒映画ダメ　に直結しても、それは止むを得ないだろう。

途中で退場して行った人はいなかったから、とりあえずO.K.ということで進行。

見物人多数の中、着ぐるみに気が付く人はおらず、潮風一号は大人気となる。

とはいっても、そんな状態がいつまでも続くはずもなく・・・・
どうやって着地させるのか？が問題。

結論としては、着地点も、出発点と同様にあり得ないことに変りはない。
が、全然　ダメかというとそんなことはなく、冒頭の感想 “東宝はうまい” にたどり着く。
オチ（エピローグ）でプロローグがリフレインする構造には思わず　ウマイ！と膝をたたいた。

【つけたし：まっつぁんこの聴いて観るシネマ】
エンドロールで、五十嵐信次郎とシルバー人材センター？（笑）による、ミスターロボットが流れる。
この曲のオリジナルを演っているのは Styx というグループ。
Styx の原曲 Mr.Roboto は1983年に最高位３位を記録。
彼らの最大ヒットは Babe で1979年１２月に２週間全米ナンバー１。
私が一番印象に残っているのは1975年のデビューシングル Ｌａｄｙ である。

Comments

[よしな]

この映画、どうまとめ上げるのかワクワクしてみていました。楽しいだけでなくワクワクドキドキ、楽しい作品だったと思います。

[まっつぁんこ]

よしなさんこんにちは！
まとめを失敗したら台無しですもんね。
違う意味でワクワクドキドキ（笑）楽しめる作品でした。