森のカフェ
森のカフェ@TCC試写室

(C) Norio Enomoto
製作年:2015年
製作国:日本
日本公開: 2015年12月12日
上映時間: 1時間16分
配給・製作: ドゥールー
監督・脚本: 榎本憲男
キャスト
管勇毅
若井久美子
橋本一郎
伊波麻央
他
【ストーリー】
論文を書けずに悩む若い哲学者(管勇毅)は、気分転換に近所の森を訪れる。そこでノートを広げると、突然見知らぬ女性(若井久美子)が出現。女性に「森のカフェへようこそ」と声を掛けられ、半ば強引にコーヒーを飲まされた哲学者は……。
【感想】
榎本監督の自主制作映画。
尺は1時間16分と短いが内容は豊かだ。
多少なりとも学問に励んだことがある人なら論文を書いたことくらいあるだろう。
そして、フン詰まり、気分転換と称してただ時間を浪費する(^.^)
この映画の若い哲学者も修士論文だか博士論文だかでフン詰まっている。
どこからともなく友人があらわれ、自信を持って書けとうながす。
でもやっぱり書けない。
散歩に出かけ林の中に設置されたベンチに腰かけて瞑想。
すると、森の妖精(?)があらわれ、
「森のカフェへようこそ」
コーヒーをふるまわれ、哲学者は幽冥の境をさまよう。(=いねむりをする)
ふと目を覚ますと、妖精の姿はなく、コーヒーを飲んだ形跡もない。
さて、いったいこの世に妖精はいるのだろうか?
この妖精に関しては合理的な解決が用意されている。
が、ファンタジー要素がすべて否定されているわけではない。
微妙なブレンドがうまく機能していた。
監督いわく
「面白くて深い映画をめざした」
教授との論文審査のやりとりや、デカルトの援用による講義はわかりにくい。
こちとらバリバリの理系人間なので、「我思う、ゆえに我あり」みたいな問答は苦手。
雰囲気だけ楽しんだ(笑)
で、結局監督はいったい何を言いたかったのか?
それは言わずもがな。
映画の中で若井久美子さんの歌をきいて欲しい。
うまいなと思ったらそれもそのはず。
レ・ミゼラブルでコゼットを演じていたとはおみそれしました。

(C) Norio Enomoto
製作年:2015年
製作国:日本
日本公開: 2015年12月12日
上映時間: 1時間16分
配給・製作: ドゥールー
監督・脚本: 榎本憲男
キャスト
管勇毅
若井久美子
橋本一郎
伊波麻央
他
【ストーリー】
論文を書けずに悩む若い哲学者(管勇毅)は、気分転換に近所の森を訪れる。そこでノートを広げると、突然見知らぬ女性(若井久美子)が出現。女性に「森のカフェへようこそ」と声を掛けられ、半ば強引にコーヒーを飲まされた哲学者は……。
【感想】
榎本監督の自主制作映画。
尺は1時間16分と短いが内容は豊かだ。
多少なりとも学問に励んだことがある人なら論文を書いたことくらいあるだろう。
そして、フン詰まり、気分転換と称してただ時間を浪費する(^.^)
この映画の若い哲学者も修士論文だか博士論文だかでフン詰まっている。
どこからともなく友人があらわれ、自信を持って書けとうながす。
でもやっぱり書けない。
散歩に出かけ林の中に設置されたベンチに腰かけて瞑想。
すると、森の妖精(?)があらわれ、
「森のカフェへようこそ」
コーヒーをふるまわれ、哲学者は幽冥の境をさまよう。(=いねむりをする)
ふと目を覚ますと、妖精の姿はなく、コーヒーを飲んだ形跡もない。
さて、いったいこの世に妖精はいるのだろうか?
この妖精に関しては合理的な解決が用意されている。
が、ファンタジー要素がすべて否定されているわけではない。
微妙なブレンドがうまく機能していた。
監督いわく
「面白くて深い映画をめざした」
教授との論文審査のやりとりや、デカルトの援用による講義はわかりにくい。
こちとらバリバリの理系人間なので、「我思う、ゆえに我あり」みたいな問答は苦手。
雰囲気だけ楽しんだ(笑)
で、結局監督はいったい何を言いたかったのか?
それは言わずもがな。
映画の中で若井久美子さんの歌をきいて欲しい。
うまいなと思ったらそれもそのはず。
レ・ミゼラブルでコゼットを演じていたとはおみそれしました。
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