残穢 -住んではいけない部屋-

残穢 -住んではいけない部屋-

東京国際映画祭で観劇。
画像
(C) 2016「残穢−住んではいけない部屋−」製作委員会
製作年:2015年
製作国:日本
日本公開: 2016年1月30日
上映時間: 1時間47分
配給・共同幹事: 松竹

監督: 中村義洋
原作: 小野不由美

キャスト

私☆竹内結子
久保さん☆橋本愛
三澤徹夫☆坂口健太郎
直人☆滝藤賢一
平岡芳明☆佐々木蔵之介
田村☆ 山下容莉枝
山本☆成田凌
梶川☆渋谷謙人
吉澤健
不破万作
上田耕一

【ストーリー】
ミステリー小説家である私(竹内結子)に、読者の女子大生・久保さん(橋本愛)から自分が住んでいる部屋で変な音がするという手紙が届く。早速二人で調べてみると、そのマンションに以前住んでいた人々が自殺や心中、殺人などの事件を起こしていたことが判明。久保さんの部屋で生じる音の正体、そして一連の事件の謎について調査していくうちに、予想だにしなかった事実がわかり……。

上映前の舞台挨拶に中村義洋監督と竹内結子、橋本愛の御三方が来た。
竹内結子
「怖くないと自分に言い聞かせながら演じてました。」
彼女は大の怖がり。
演じている時はだいじょうぶだったが試写は途中で退席してしまったとのこと。
「見た人は本当に後悔しますよ」
とあおっていた。
橋本愛は開場からの“英語で!”の掛け声に
「絶対ムリです!」
と即答して笑いをとっていた。
恐怖の演出のポイントを聞かれて中村監督
「なるべく性格の暗いスタッフを集めた。」
竹内結子
「暗いスタッフとは言っても、優しい現場だった。
照明は暗かった。」
中村監督
「音は考えた。相当くると思う。
この六本木スクリーン7の四分の一のスクリーンで編集した。
スクリーンが大きいので凄いと思う。
自分でも見たい。」

映画自体はあまり怖くなかった。
じゃあ、何で見るの?という感じなんだけど
それは

怖いもの見たさ

というやつです。

いっつも怖くなくて、後で後悔するんですけどね

終映後に中村監督によるQ&Aあり。

Q.過去に怪奇現象にあったことは?

A.
原作の小野さんも私も心霊現象否定論者。
科学で証明できると思っている。
この撮影では首が痛くなり劇中の竹内さんと同じように首にコルセットしていた。

Q.クリーチャーにCGを使った意図は?

A.
色々と試した結果こうなった。
役者でも撮ったが最終的にCGが一番怖かった。
最後の出版社のシーンは本気で怖がらせようとして作った。

Q.お祓いや供養はしたか?

A.
どの映画でもお祓いはする。
今回は、こんなに来るかというくらい沢山のスタッフが参加した。
考えると悪質ですよね。
住んでいい部屋なんかないという話ですから。

Q.竹内結子さんのキャスティングは?

A.
やったことない役柄をねらったキャスティング。
不機嫌な時もあるだろうからそれを引き出したかった。

Q.竹内さんの語りの録音について

A.
ナレーションはクランクインの前に録った。
なるべく低い声で録ることに拘った。
原作者の動じない佇まいを竹内さんの役柄に反映させた。
最初のほうは怖さを抑え、エンドロールの絵にむかって突き進む。
普通の主題歌かけてそんなものかと思わせて最後の絵で観客を巻き込んで怖がらせる。

Q.小野さんからの要望は?

A.
10年前にホラーをやっていたので現在どうしようかというのは無かった。
冒頭30分梶川くんで持つか悩んでいた時 “梶川くんが出てきたら怖くないのよね”のひとことで全て腑に落ちた。



この記事へのコメント

ここなつ
2016年01月27日 16:47
こんにちは。TBありがとうございます。
これ、結構面白かったです。ホラーの要素ももちろんだけれど、日本の民間に巣食うじっとりとした暗さ…がよく描けていたと思って。
竹内結子さんは綺麗でした~!!
まっつぁんこ
2016年01月27日 17:58
ここなつさん
面白かったけど怖くはなかった。
何が面白いって、心霊現象否定論者が一所懸命書いたり撮ったりしているところです
ノルウェーまだ~む
2016年01月27日 23:38
まっつぁんこさん☆
これ、多分観に行かない(怖そうだと思って)けど、原作を読みました。
作者の小野不由美さんは、霊を信じてないだけあって、怖くないと思えば怖いけど、怖いと思い始めると超怖いのよっていう作品でしたねー
クリーチャーが出てくるのですか??
映像として観たほうが怖いのか、文章の方が怖いのか…微妙なところですね。
まっつぁんこ
2016年01月28日 07:14
ノルウェーまだ~むさん
クリーチャーですが文章より映像の方が怖いのでは?
原作読んでたしかめてみます。
私の場合どちらも怖くないとは思うのですが(笑)
りお
2016年01月30日 19:12
こんにちは。
わたしはこれ舞台挨拶じゃない方で観たんですが、答える人が違うから、Q&Aの中身も違って面白いですね。
映画自体は、わたしは楽しめました。
まっつぁんこ
2016年01月30日 19:43
りおさん
竹内結子さん見たかったのでこれにしました。
映画は怖くはなかったけど}楽しめました。特にへんなクリーチャーが出てきたところは笑いました。すみません!という感じです
クマネズミ
2016年02月23日 05:24
お早うございます。
前もって「ホラー映画」とされると身構えて見てしまうせいでしょうか、おっしゃるように、「いっつも怖くなくて、後で後悔する」ハメになります。
それに、中村監督が「最後の出版社のシーンは本気で怖がらせようとして作った」と述べたとのことですが、そのシーンこそ蛇足ではないかと思えましたし、さらに、「最初のほうは怖さを抑え、エンドロールの絵にむかって突き進む」とか「最後の絵で観客を巻き込んで怖がらせる」とも述べていたとのことですが、「エンドロール」なのですから観客は気分的に帰り支度をしていて、そこで画の中の女の顔が歪んでも遅きに失するのでは、と思いました。
まっつぁんこ
2016年02月23日 07:05
クマネズミさん
作り手が信じていない現象で怖がらせるのには無理がありますよね(笑)
人間どんなに恨みを呑んで死んだとしても死ねばただの物体。生きている人間のやることのほうがよほど怖い。霊とか鬼とか出てきて、またか!と笑わせられるパターンが多くて残念です。
ボー
2017年05月02日 21:26
小野不由美さんの本は、図書館で見ると分厚いのしかなくて、借りたことがないのですが(買わない前提? 笑)、なにか読んでみたい気になりました。
まっつぁんこ
2017年05月03日 06:44
ボーさん
分厚い『屍鬼』買いました。
邪魔なので捨てました

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