夢の車輪
安達康二氏の詰将棋作品集「夢の車輪」を購入した。
発行日 2015年12月5日
著者 安達康二
頒価 2500円
『夢の車輪』編集委員会事務局
〒101-0051
千代田区神田神保町2-20城座ビル
株式会社双峰社内
双峰社は家から近い。
2月15日月曜日に神保町まで歩いて購入しに行った。
地図を検索すると上記の場所が表示される。
が、ここに存在するのは、廃止になった区立高齢者センターである。
閉まっている自動ドアをこじあけて中に入り、片付けをしている人にiphoneの地図表示をみせ、双峰社の場所を尋ねた。
「ここは廃止になった区の施設です。
双峰社はここにはありません。」
この一角をウロウロと探索。
高齢者センターの裏のワカヤギビルにある世界文化社にも行ってきいてみた。
「ここは世界文化社です。
双峰社はきいたことがありません。」
けんもほろろである。
(世界文化社の本は買わない

実は、すぐそばの城座ビル(じょうざビル)の3階に双峰社は存在した。
googleの地図に城座ビルの表示なし。
30分くらい探索してようやく発見。
インターホン押しても応答なし。
しかたなく、怪しげな建物にはいり階段をのぼる。
2階にのぼると犬の置物に吠えられる。びっくり(笑)
1回そとに出てしまった。
他に入口があるのかと探索したがない。
しかたなく吠えられても無視して突破。
3階に行くと双峰社があった。
こんなに苦労するとは思わなかった。
で、ようやくたどりつき、「夢の車輪」を購入することができた。
私が訪れる直前まで、バトルロイヤル風間さんが滞在されていたとのこと。
双峰社は、桑原さんのガチンコ詰将棋や、風間さんの漫画を出版しているそうです。
『夢の車輪』
目次
第一部 将棋専門誌発表作品
① 1960年代の作品 詰将棋54題 必至3題
② 1970~80年代の作品 35題
③ 1990年以降の作品 27題
第二部 社内報「ちよだ」掲載作品 174題
巻末付録
未発表作品 2題
「詰将棋めいと」マイ・ベスト展草稿
村山聖六段との飛車落ち戦
一般の詰将棋作品集とは異なり、不完全作も含む全発表作が時系列に並べられている。
第1番は初入選作。
1965年8月号(詰将棋パラダイス)
安達さんは私より10年の年長者。
初入選は15か16歳高校生のとき。
それから10年くらいの間に発表作が集中している。
わたしは、彼の作品はあまり解いていない。
中には印象に残っている 「エ」 の字詰めなどを発見。
なつかしかった。
異色なのは次の必至作品。
1968年9月号
正解者がいなかったそうである。
考える気はしなかったので、解答をみて面白いと思った。
ハードカバーの立派な本で2500円は安い。
売り切れないうちに買っておくと良いと思う。
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