怒り

怒り@一ツ橋ホール
画像
(C) 2016映画「怒り」製作委員会
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年9月17日 (全国東宝系)
上映時間:2時間21分
配給:東宝

監督・脚本: 李相日
原作: 吉田修一
音楽: 坂本龍一

キャスト
槙洋平☆渡辺謙
田中信吾☆森山未來
田代哲也☆松山ケンイチ
大西直人☆綾野剛
小宮山泉☆広瀬すず
知念辰哉☆佐久本宝
南條邦久☆ピエール瀧
北見壮介☆三浦貴大
薫☆高畑充希
藤田貴子☆原日出子
明日香☆池脇千鶴
槙愛子☆宮崎あおい
藤田優馬☆妻夫木聡


【ストーリー】
八王子で起きた凄惨(せいさん)な殺人事件の現場には「怒」の血文字が残され、事件から1年が経過しても未解決のままだった。洋平(渡辺謙)と娘の愛子(宮崎あおい)が暮らす千葉の漁港で田代(松山ケンイチ)と名乗る青年が働き始め、やがて彼は愛子と恋仲になる。洋平は娘の幸せを願うも前歴不詳の田代の素性に不安を抱いていた折り、ニュースで報じられる八王子の殺人事件の続報に目が留まり……。

【感想】
巷の評判は良いようだがいまひとつだった。

森直人氏のように「正真正銘のハイボルテージ、怪作に近い大傑作!
“怒り”というプリズムを通してできる強烈で複雑な光と影を、すべて同時に映していく人間模様の熱いかたまり。」
など絶賛評も目立つ。
(彼は坂本龍一のスコアも大絶賛)

題名ともなっている“怒り”であるが、わたしは何故犯人が犯行現場に“怒り”と書いたのかわからなかった。
一番のミステリーはそこにあると思うのだが、犯人らしき三人の男のうちいったい誰が犯人なのか?犯人捜しが重視され“怒り”はどこかへいってしまっていた。
それはあんたの頭が悪いからだと言われるとそうかもしれないと言う他ない。
原作を読めばわかるのだろうか?
とにかくわたしはわからなかったし、そこが本作の最大の弱点。
怪しげな3人の男のうち一番怪しげな男を提示。
一番ありそうにない奴が犯人でした!みたいな安っぽい犯人捜しに堕してしまった。
言い過ぎかな?(笑)

演者の中で一番印象に残ったのは宮崎あおい。
まだまだの広瀬すずがいたこともあり、うまさがきわだっていた。
オーディションで役をゲットして李相日監督のしごきに耐えた広瀬すずだって頑張っていた。
でもやっぱり、すずはまだまだであおいちゃんはうまい。
客を呼ぶためのキャスティング要素もあったにちがいない。
すずはやっぱり広瀬すずだったし、あおいちゃんはこれが本当に宮崎あおいなのかと思わせるさすがの演技だった。(笑)

冒頭でのべた坂本龍一のスコアだけど俺はこれもいまいちだった。
なんかうるさい。
前に出てきすぎ。ひっこんでろ!と思った(笑)
映画音楽というと坂本龍一みたいなのがいつまで続くのだという思いもある。
次から次へと新しい才能が出てきてロートルは追いやられる。
それが正常な姿だと思うが日本のエンタメはそうじゃない。
稀代のメロディー・メーカー、ポール・マッカトニーですら20年以上ヒットはない。
競争が激しければそんなものだと思う。

李相日監督にしてもフラガール (2006年)はすばらしかったがその後はダメ。
一度当てたからといって、その後もたいしたものでなくてももてはやされるのは困る。
この作品も、いっぱいおかしなところがあった。
が、ネタバレはつまらないので書かない。
観た後で感想を書き込んでください。レスします(笑)


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この記事へのコメント

西京極 紫
2016年10月06日 22:06
はじめまして。
いつもお邪魔しておりますが、初カキコです。

僕も犯人の犯行動機が理解出来ず…同感です。
それ以外は素晴らしい脚本で、演出も良かったです。
まっつぁんこ
2016年10月06日 23:10
西京極 紫さん
コメントありがとうございます。
カキコ少ないですが制限しているわけでも削除しているわけでもありません
犯行動機ありません。カミュの「異邦人」の方がまだわかる。これは宇宙人です(笑)

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