ファントム・スレッド

ファントム・スレッド@シネアーツ試写室
画像
(C) 2017 Phantom Thread, LLC All Rights Reserved
英題:PHANTOM THREAD
製作年:2017年
製作国:アメリカ
日本公開:2018年5月26日
上映時間:2時間10分
配給:ビターズ・エンド パルコ

監督・製作:ポール・トーマス・アンダーソン

キャスト
レイノルズ・ウッドコック☆ダニエル・デイ=ルイス
アルマ☆ヴィッキー・クリープス
シリル☆レスリー・マンヴィル
ロバート・ハーディ医師☆ブライアン・グリーソン

【あらすじ】
1950年代のロンドン。仕立屋のレイノルズ・ウッドコック(ダニエル・デイ=ルイス)は、英国ファッション界で名の知れた存在だった。ある日、ウエイトレスのアルマ(ヴィッキー・クリープス)と出会った彼は、彼女をミューズとしてファッションの世界に引き入れる。しかし、アルマの存在が規則正しかったレイノルズの日常を変えていく。

【感想】
どういう繋がりがあってのゲストか不明だが橋本まなみさんがきた。
ニュースサイトには“橋本マナミ、恋愛アプローチ法を激白「押し倒す、攻める、でも落ちない人もいる…」”などというタイトルの記事に仕立て上げられていた。
たしかにそんな話もあったかもしれない。
映画についての話も多かったけどカット!
“「採寸シーンがあるんですけど、レイノルズの手がものすごくセクシーで…私が触られているかの気分で観てしまいました。ドキドキして、エロスが指先まですごかったです」”くらいしか取り上げられていなくて笑った。
こんなイベントを行ってピントのずれた記事に仕立てあげてもらって映画の宣伝になるのだろうか?(笑)

そんなことはどうでもよく、映画についてである。

ちなみに本作はアカデミー賞6部門ノミネートで1部門のみ受賞。
受賞部門は衣装デザイン賞のマーク・ブリッジス。
劇中の衣装はもちろん注目点のひとつであるのは間違いない。

映画の焦点は、レイノルズ・ウッドコックとアルマ二人の関係。
間にレイノルズの姉のシリルがいる。
非常に強い拘りを持つ奇矯な人物レイノルズを姉シリルが二人三脚で支えている。
アルマの前にいたジョアンナはふとしたことから排除され、傷を癒すためレイノルズは別荘に出かける。
途中で立ち寄った食堂でレイノルズはアルマと出会う。

何が良かったのかわからないがレイノルズは山出し娘のアルマを食事に誘う。
さらに別荘に連れ込んで、彼女の採寸を始めるのである。
とんとん拍子でシンデレラストーリーがすすんでいくがここからが面白い。
アルマは追い出されたジョアンナの後釜となる。
公私ともレイノルズのパートナーとなるがいつ追い出されても不思議ではない。
その状態から脱しようとしてアルマはある試みを行うが失敗。
さて、いったいどうなってしまうのか?

たいへん雰囲気の良い映画らしい映画で期待通りだった。
とくにダニエル・デイ=ルイスの演技は言うまでもなく出色。
4回目の主演男優賞獲得はならず残念だったけどリンカーンより良かったかも(笑)
これだけ入れ込んだ演技をすれば引退を口走りたくなるのもしかたない。
ゆっくり休んでまた復活してくれると信じています。

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