グリーンブック

グリーンブック@よみうりホール
画像

(C) 2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC. All Rights Reserved.
製作年:2018年
製作国:アメリカ
英題:GREEN BOOK
日本公開:2019年3月1日
上映時間:2時間10分
配給:ギャガ

監督・脚本・プロデューサー☆ピーター・ファレリー

キャスト
トニー・リップ☆ヴィゴ・モーテンセン
ドクター・シャーリー☆マハーシャラ・アリ
ドロレス・バレロンガ☆リンダ・カーデリーニ

【あらすじ】
1962年、ニューヨークの高級クラブで用心棒を務めるトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は、クラブの改装が終わるまでの間、黒人ピアニストのドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)の運転手として働くことになる。シャーリーは人種差別が根強く残る南部への演奏ツアーを計画していて、二人は黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに旅立つ。出自も性格も違う彼らは衝突を繰り返すが、少しずつ打ち解けていく。

【感想】
グリーンブックとは、黒人用旅行ガイドのこと。
なにしろ時代は1962年。キング牧師やロバート・ケネディ暗殺は1968年。
当時の大統領はジョン・F・ケネディーでロバートは司法長官だった。
黒人差別がひどい時代にドクター・シャーリーはアメリカ南部ツアーを企画。
トニー・リップを運転手兼ツアーマネージャーに雇って荒波に乗り出していく。

当然のように、黒人用トイレは別。
レストランにも黒人は入れない。
バーに入ればからまれる。
さんざんなのである。

招いておきながら黒人差別はやむことがない。
ちなみに楽屋も物置だ(>_<)

コンサート会場に下見に行けば、ごみだらけのオンボロピアノ。
リップは強面発揮してスタインウェイのピアノに入れ替えさせる。

そういうリップも、もともとは黒人差別意識をもっている。
家の水回りの修理にきたのは黒人。
ドローレスが出した飲み物をいれたコップをゴミ箱に捨てちゃう。
あとでドレーレスがゴミ箱から無事回収。

ツアーの最中土砂降りの雨の中車を走らせているとパトカーに停められる。
警官は、乗っているのが黒人だと知ると差別意識丸出しの理不尽な要求。
かっとなったリップはコップを殴りつけてしまう。
ふたりはブタ箱にとじこめられる。
そこは、ドクター・シャーリーのある機転で切り抜けるが波乱万丈。

ようやくツアーの最終目的地に到着。
ナット・キング・コールが演奏中にふくろ叩きにされた場所で演奏するのがドクター・シャーリーの目的だった。
が、用意された楽屋は物置。
他のバンドメンバーが食事をしているレストランに入ろうとすると拒否される。
ここで食事できないなら今夜の演奏はやらないと宣言。
ドクター・シャーリーとトニー・リップは会場を立ち去る。

ツアーを終えて二人の乗った車はNYに向けて走る。
途中の悪天候で往生していると、またもやパトカーに停車を命じられる。
また嫌なことが起きるのかと緊張するシチュエーション。
警官は、車が傾いているのでパンクではないかと教えてくれるために停車を命じたのだった。
そしてタイヤ交換がスムーズにできるよう交通整理までしてくれる。

黒人差別のひどい者も出てくるが、そうでない者もいる。
描き方が一面的ではないので深みを感じる映画になっていた。
アカデミー最有力かどうかわからないがかなりの秀作でおすすめである。

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この記事へのコメント

ノルウェーまだ~む
2019年03月02日 11:38
まっつぁんこさん☆
作品賞を見事獲りましたね!!
納得の作品でした。
雪の中警察に停められたときに親切にされたシーンは、ああ、北部まで戻ってきたんだな~と感じました。
まっつぁんこ
2019年03月05日 13:59
ノルウェーまだ~むさん
南部よりマシかもしれませんが北部でも差別はあったと思います。白人全員がそうかというと、そうでない人も中にはいるのは同じ。白と黒で語っていないところに深みを感じました。

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