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第34期竜王戦ランキング戦2組藤井聡太王位・棋聖VS松尾歩八段





既報の通り昨日戦われた藤井聡太王位・棋聖VS松尾歩八段では、4一銀という妙手が出て藤井二冠が勝ち、竜王戦本戦トーナメント進出を決めた。
藤井聡太二冠の51手目3四飛に対し松尾八段が長考に入った。
2021-03-24a.png

3四飛を指した時点でのAI評価値は36:64で後手優勢。
それが長考中に逆転。
最終的には82:18で先手勝勢となった。
当初読みになかった4一銀が読み筋に入って評価値が変わったと思われる。

4一銀はこの局面になれば思いつく人はいるだろう。
凄いのは、この手自体ではないと思う。
ふりかえってみると勝負所はもっと前。
藤井二冠の2五歩にたいし松尾八段が3六歩と取り込んだ局面だ。
AI評価値は3六歩で後手良し判定。
2021-03-24b.png

以下 2四歩 3七歩成 同銀 4五桂 4八銀 2八歩 同飛 3六桂 2五飛 4八桂成 同金 3六銀 3五飛 4四角 とほぼ一本道で進行。
2021-03-24c.png

銀が只で取れるから3六飛と取りそうなもの。
それでは8八角成で負け。
藤井聡太二冠は3四飛と浮いて冒頭の局面となった。
以下 3七桂成 同金 同銀不成 同角 8八角成 と進行して4一銀が飛び出した。
4一銀の意味はわかりやすい。
本譜の進行なら 7五桂 が詰めろとなり先手の勝ち。
4一銀を同玉と取れば以下 3二金 5二玉8四飛 7八馬 に 3四桂 が詰めろとなり先手の一手勝ち。
4一銀を打たずに単に 8四飛 と取ると 7八馬 とされて後手玉に詰めろがかからず逆に後手が一手勝ちとなる。

後手は 3七桂成 から清算して 8八角成 と指したが、単に 8八角成 ならどう進行したのだろう。
4一銀 と打つ銀は無いので 8四飛 7八馬 の進行が予想される。
この進行だと次に 8一飛成 は詰めろにならず、3七銀打 と攻められて負け。
6八金 か 6九金 と受けることになると思うが難しい。
いずれにしても、4一銀自体よりは 2四歩 と金を取って踏み込んだ時点で全てが視野に入った読みの深さがすごいなと思った。
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