竜王戦久保利明九段VS藤井聡太七段

昨夜の竜王戦決勝トーナメント久保利明九段VS藤井聡太七段戦は激戦だった。

結果は、久保九段が詰みを逃して聡太七段の逆転勝ち。
もっとも途中は聡太七段の方が良かったようだ。
どこが悪かったのかはわからないが次の局面では後手藤井聡太七段の玉に詰みがあり先手の勝ち。
手順はいかに?
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2一銀不成 4三玉 6三龍 5三香 3二銀打 同金 同銀不成 同玉 

と本譜は進行。
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ここで久保九段は3三金とした。

正解は6二龍。

以下
5二金(5二銀) 同龍 同歩 3三金(3三銀) 同龍 同角成 同玉 2五桂 とする。

2五桂以下

2四玉 は 1四金 同玉 1三飛 で詰み

4四玉 は 4三金 同玉 3三金 で詰み

4二玉 は 4三歩 5一玉 8一飛 で詰み

4二に金または銀を合駒する手もあるが詰む。

5三香 のところで 5三金打 としても
3二銀打 同金 同銀 同玉 3三金 同龍 同角成 同玉 5三龍
で詰む。
6二龍と合駒請求をする手は見えにくいと思う。
一瞬めぐってきたチャンスを活かせなかった久保九段の残念譜と言えるであろう。 

終盤は藤井聡太七段の勝ちだったはず。
どこで逆転したのか?
この局面で聡太七段は8七角として6一龍と入られて紛れた。
2019-07-06c.png

ここでは、5八歩と打ってしまうのが分かりやすかったと思う。

同金なら 同と 同玉 4七角 6八玉 6五角成 として龍を消す。

6九玉 と逃げても 8七角 7九玉 6五角成 と龍を消す。
以下 同歩 に 7六桂 
4四角成 は 同銀 でなにごともない。

中央の強力な龍を消しておけば後手の勝ちだった。
他にも、1一角には2二角なども解説されている。
本局の藤井聡太七段の終盤はやや変調だった。

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