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3月のライオン 前編

3月のライオン 前編@東京国際フォーラム
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(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
製作年:2017年
製作国:日本
日本公開:2017年3月18日
上映時間:2時間18分
協力:公益社団法人日本将棋連盟
配給:東宝

原作: 羽海野チカ
監督・脚本: 大友啓史

キャスト
桐山零☆神木隆之介
幸田香子☆有村架純
川本あかり☆ 倉科カナ
二海堂晴信☆染谷将太
川本ひなた☆清原果耶
島田開☆佐々木蔵之介
宗谷冬司☆加瀬亮
川本相米二☆前田吟
林田高志☆高橋一生
神宮寺崇徳☆岩松了
柳原朔太郎☆ 斉木しげる
三角龍雪☆中村倫也
松本一砂☆尾上寛之
山崎順慶☆奥野瑛太
安井学☆甲本雅裕
川本モモ☆新津ちせ
美咲☆板谷由夏
後藤正宗☆伊藤英明
幸田柾近☆豊川悦司
☆佐々木


【あらすじ】
幼少期に交通事故で両親と妹を亡くした17歳のプロ棋士、桐山零(神木隆之介)。父の友人である棋士・幸田柾近(豊川悦司)に引き取られるが、そこから離れざるを得なくなってしまう。以来、東京の下町で一人暮らしをする彼だったが、川向こうに暮らす川本家の3姉妹のもとで一緒に食事をするように。彼女たちとの触れ合いを支えにする桐山だったが……。

【感想】
完成披露試写会で鑑賞。
舞台挨拶にはたくさんの俳優と監督が登壇。
観客は8割がた女性でそのほとんどが将棋なんかちんぷんかんぷんだったろう。

昨年の「聖の青春」よりもさらにまったりとした対局シーンが長かった。
盤面もほとんど映らないし将棋ファンの俺でも、これだいじょうぶかなと思った。
将棋わからない女子がどう感じたのか知りたいところである。

宗谷名人と後藤九段のタイトル戦の対局場は寺の本堂だ。
横は庭で障子などはなく開放的な空間。
大昔の坂田王将対木村名人の南禅寺の決戦のイメージなのだろうか?
漫画読んでないからわからないが、現代のタイトル戦であんな状況はない。

零と山崎の新人戦決勝は椅子対局。
まわりはライブ会場のような観衆に囲まれている。
タイトル戦や対局の決着が昼ひなかなのも現実とは違う。
将棋の対局のもようはリアル感うすい。
とは言っても、それがまずいと言いたいわけではない。

観衆のほとんどは将棋のことも将棋界のこともわからないのだからリアルに描く必要なし。
新人戦の対局の模様は、ソフト指し問題などで揺れている日本将棋連盟も参考にすべき。
新聞社などのスポンサー頼みでは先細りだから改革が必要。
短時間の椅子対局なら入場料を徴収した興行として成り立つかもしれない。

キャラクターの造形も、モデルはあるのだろうが非現実的。
両親が事故死して内弟子に入った棋士を寡聞にして知らず。
師匠の娘にいじめられた内弟子なんかいないであろう。
まるっきりのフィクションと将棋界の相性は悪いような気が(笑)

宗谷名人と島田八段のタイトル戦の図が出るとつい、タイトル戦で勝ちにつながる一手を見逃して投了なんて聞いたことがないと思ってしまう。
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この局面は宗谷名人が感想戦で指摘していたとおり7九角で島田の勝ち。

※7九角を同玉と取ると3二金と角を取られ、同銀不成と取ると6八飛成 8八玉 7八金 同飛成 7九角 9八玉 7八龍で詰まされる。したがって7九角には9八玉と逃げるしかないが3一銀と金を取って詰めろ。以下2四桂 には同角成と取ることができるので後手の勝ち。
実戦は7九角を逃して3二金としたため同銀不成以下先手の勝ちとなった。
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この将棋は2005年度JT将棋日本シリーズ1回戦第2局:郷田真隆九段対三浦弘行八段戦だそうだ。
早指し棋戦で30秒の秒読みならそういうこともあるだろう。
タイトル戦ではありえない。
最終盤で一手ばったり逆転負けはあるけど勝ちの一手を見逃すことはない。
ひふみんだって時間なくてもちゃんと3一銀を発見した。
でも、そんなことは99%以上の観客がわからないからどうでもいいのである。

映画と将棋の相性は悪いと思うが後編も必ず観に行くと思う。

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