ボビーZ

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監督:ジョン・ハーツフェルド
出演:ポール・ウォーカー/ローレンス・フィッシュバーン
/オリヴィア・ワイルド/ジェイソン・フレミング
/キース・キャラダイン/ヨアキム・デ・アルメイダ
/ジェイソン・ルイス/JR・ヴィラリアル 他
【ストーリー】
長期服役中の元海兵隊員ティム(ポール・ウォーカー)は、刑務所内でも問題を起こしてばかり。そんな中、彼は麻薬取締局の捜査官(ローレンス・フィッシュバーン)から、ある麻薬捜査への協力を持ち掛けられる。それは、カリフォルニアの伝説と言われる麻薬王“ボビーZ”に成り済ますというものだった・・・・・・
【感想】
原作はドン・ウィンズロウの「ボビーZの気怠く優雅な人生」。監督は『15ミニッツ』のジョン・ハーツフェルド。
主人公の元海兵隊員を『南極物語』のポール・ウォーカーが、彼に捜査協力を依頼する捜査官を『マトリックス』シリーズのローレンス・フィッシュバーンが演じる。
と聞くと、シリアスな映画を想像してしまうが、このB級度の高さは何なんだろう。
典型的お気楽ムービーであっけにとられた。でもそんなに悪くない。

海兵隊あがりの冴えない泥棒ティム・カーニーは、服役中の刑務所でヘルズエンジェルズの男を殺し、塀の中にいながら命を狙われる身となる。生きのびるため、ティムの容姿が、南カリフォルニアの伝説的サーファーで麻薬組織の帝王、ボビーZにそっくりであることに目をつけた麻薬取締局の捜査官タッド・グルーザの要求を飲み、Zの替え玉となる。

人質交換の際銃撃戦になる。が、ティムは難を逃れ北メキシコの麻薬王ドン・ウェルテーロのアジトにボビーZとしてもぐりこむことに成功する。そのアジトで、エリザベスとキット(エリザベスの連れている子供)に出会う。
エリザベスは、本物のボビーZの元カノ。ティムとも一夜をともにし、偽者であることを見抜く。
ドンがボビーZの命を狙っていることをエリザベスから聞いて、ティムはアジトを脱出。
なついたキットもいっしょについていく。
というような展開で脱出アクションシーンとなる。

アクションシーンにしろ、エンディングにしろ、作りはチープ感満載。
最後に、ローレンス・フィッシュバーンが「カスにやられた」と言いながら前のめりに倒れる場面は笑えた。
気楽にたのしめば良い、まことに試写会むきの映画だった。

本作は、監督が当初予定されていたダグラス・アーニオコスキーから「15ミニッツ」、TVM「リングサイドの帝王/ドン・キング・ストーリー」のジョン・ハーツフェルドに変更になった。いろいろあったみたい。
アメリカでは最初は、ワーナーブラザースが劇場公開する予定だったけど、出来上がりがプアーと判断してパス。
ソニーが劇場公開なし、ビデオ発売のみというかたちですくったもの。
宣伝もないし、話題にものぼらないけど、そんな事情ではやむを得ないか。
ポール・ウォーカーの好きな人は見たほうが良いと思う。ちょっとワイルドな彼が見られます。
もっとプアーな映画がいろいろ公開されているような気もするしね。

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