ラスト・ナイツ
ラスト・ナイツ@ギャガ本社試写室

(C) 2015 Luka Productions.
英題:LAST KNIGHTS
製作年:2015年
日本公開: 2015年11月 (TOHOシネマズ スカラ座ほか)
上映時間: 1時間55分
配給: KIRIYA PICTURES / ギャガ
監督: 紀里谷和明
キャスト
ライデン☆クライヴ・オーウェン
バルトーク☆モーガン・フリーマン
ギザ・モット☆アクセル・ヘニー
コルテス☆クリフ・カーティス
皇帝☆ペイマン・モアディ
ナオミ☆アイェレット・ゾラー
マリア☆ショーレ・アグダシュルー
イトー☆伊原剛志
オーガスト☆アン・ソンギ
他
【ストーリー】
権力欲に取りつかれた非道な大臣への不正な賄賂を断り、刀を向けたバルトーク卿は反逆罪となり、愛弟子のライデンによる斬首という最も残忍な処刑による死罪を言い渡される。騎士の掟を全うし、自身亡き後の一族を守れとバルトークに諭され、ライデンはバルトークの首をはねる。それから一年、ライデンは身分を隠し、仇討の機会をうかがっていた。
【感想】
まっつぁんこの評価 ★★★★
紀里谷監督やるじゃない!
まずは、誰もやったことのない挑戦を高く評価したい。
映画は、どこの国のどの時代ともつかぬ独特の世界観の中で描かれる。
それは、監督の前作 「GOEMON」 とも共通している。
中世だのヨーロッパだのと決めつけるのは避けたい。
あくまでも独自のファンタジーでオリジナルなものである。
紀里谷監督って
「日本映画界では嫌われ者で通っている」んだ。
http://www.oricon.co.jp/news/2056644/full/
現在は、映画監督としてハリウッド進出も果たした紀里谷氏だが、日本映画界では嫌われ者で通っている。映画監督になる以前から日本映画界を否定する発言を思ったまま口にして反感を買っていた上、処女作『CASSHERN』の現場で、映画界のしきたりをガン無視。「結局10年間も撮りたい映画を撮ることができず、無駄な時間を過ごすことになってしまった。」
そんな嫌われ者紀里谷監督が10年ぶりに撮ったこの映画。
ひねくれ者の私としては、ぜひとも応援したい。
脚本のベースは 「忠臣蔵」 だそうだが先入観なくみたい。
わたしは、観終ってからみたアンケートに、「忠臣蔵」と書いてあって初めて気がついた。
バルトーク卿は殿中でご乱心したわけじゃない。
正統派の仇討ものがたり。
ライデンの敵はギザ・モットなんだけど
本当に悪いのは、ギザ・モットを都合よく使っている皇帝。
皇帝をやっつけろよ!と思ったけどそこは忠臣蔵。
大石が成敗するのは将軍ではなく上野介。
スケールが小さいと言えばそういえなくもない。
あまりケチはつけずに、ハリウッドスターを使って描いた独特の世界観と
日本人が得意なソードアクションを、頭をからっぽにして楽しんで欲しい。
紀里谷監督がもっとスケールの大きい作品にトライできるよう応援したい。

(C) 2015 Luka Productions.
英題:LAST KNIGHTS
製作年:2015年
日本公開: 2015年11月 (TOHOシネマズ スカラ座ほか)
上映時間: 1時間55分
配給: KIRIYA PICTURES / ギャガ
監督: 紀里谷和明
キャスト
ライデン☆クライヴ・オーウェン
バルトーク☆モーガン・フリーマン
ギザ・モット☆アクセル・ヘニー
コルテス☆クリフ・カーティス
皇帝☆ペイマン・モアディ
ナオミ☆アイェレット・ゾラー
マリア☆ショーレ・アグダシュルー
イトー☆伊原剛志
オーガスト☆アン・ソンギ
他
【ストーリー】
権力欲に取りつかれた非道な大臣への不正な賄賂を断り、刀を向けたバルトーク卿は反逆罪となり、愛弟子のライデンによる斬首という最も残忍な処刑による死罪を言い渡される。騎士の掟を全うし、自身亡き後の一族を守れとバルトークに諭され、ライデンはバルトークの首をはねる。それから一年、ライデンは身分を隠し、仇討の機会をうかがっていた。
【感想】
まっつぁんこの評価 ★★★★
紀里谷監督やるじゃない!
まずは、誰もやったことのない挑戦を高く評価したい。
映画は、どこの国のどの時代ともつかぬ独特の世界観の中で描かれる。
それは、監督の前作 「GOEMON」 とも共通している。
中世だのヨーロッパだのと決めつけるのは避けたい。
あくまでも独自のファンタジーでオリジナルなものである。
紀里谷監督って
「日本映画界では嫌われ者で通っている」んだ。
http://www.oricon.co.jp/news/2056644/full/
現在は、映画監督としてハリウッド進出も果たした紀里谷氏だが、日本映画界では嫌われ者で通っている。映画監督になる以前から日本映画界を否定する発言を思ったまま口にして反感を買っていた上、処女作『CASSHERN』の現場で、映画界のしきたりをガン無視。「結局10年間も撮りたい映画を撮ることができず、無駄な時間を過ごすことになってしまった。」
そんな嫌われ者紀里谷監督が10年ぶりに撮ったこの映画。
ひねくれ者の私としては、ぜひとも応援したい。
脚本のベースは 「忠臣蔵」 だそうだが先入観なくみたい。
わたしは、観終ってからみたアンケートに、「忠臣蔵」と書いてあって初めて気がついた。
バルトーク卿は殿中でご乱心したわけじゃない。
正統派の仇討ものがたり。
ライデンの敵はギザ・モットなんだけど
本当に悪いのは、ギザ・モットを都合よく使っている皇帝。
皇帝をやっつけろよ!と思ったけどそこは忠臣蔵。
大石が成敗するのは将軍ではなく上野介。
スケールが小さいと言えばそういえなくもない。
あまりケチはつけずに、ハリウッドスターを使って描いた独特の世界観と
日本人が得意なソードアクションを、頭をからっぽにして楽しんで欲しい。
紀里谷監督がもっとスケールの大きい作品にトライできるよう応援したい。
この記事へのコメント
紀里谷氏なかなかやるじゃない!?ですね~
「忠臣蔵」と知ってても知らなくても楽しめる作品になっていました。
でもやっぱり忠臣蔵は萌えます♪
日本人感覚だとやっぱり「出る杭は打たれる」なんでしょう。
実力の世界でそんな調子では世界に伍していけません。国内企業や政治家にしか通用しない?
「忠臣蔵」は世界に通用するコンテンツ(笑)
紀里谷監督の作品は独特なものがあるので好きです。などと言いながらCASSHERNみてないんですけど