ジョアン・ジルベルトを探して

ジョアン・ジルベルトを探して@ユーロライブ 
ジョルジュ・ガショ.JPG

(C) Gachot Films / Ideale Audience / Neos Film 2018
製作年:2018年
英題:WHERE ARE YOU, JOAO GILBERTO?
製作国:スイス/ドイツ/フランス
日本公開:2019年8月24日
上映時間:1時間51分
配給:ミモザフィルムズ

監督☆ジョルジュ・ガショ

キャスト
ミウシャ
ジョアン・ドナート
ホベルト・メネスカル
マルコス・ヴァーリ

【あらすじ】
「イパネマの娘」などの名曲で知られ、日本でライブを行ったこともあるミュージシャンのジョアン・ジルベルトは、2008年夏のボサノヴァ誕生50周年記念コンサートを最後に公の場から姿を消す。彼に会おうとリオデジャネイロに出向いたてん末をつづった本の出版直前に自殺したドイツ人ジャーナリストの旅に共鳴したジョルジュ・ガショ監督が、ジルベルトに会うためにブラジルに向かう。

【感想】
出版前に自殺したマーク・フィッシャーの著書 “オバララ” に沿って彼の足跡を辿るロードムービータッチのドキュメンタリー。
上映前にジョルジュ・ガショ監督の舞台挨拶があった。
もちろん “オバララ” を大事そうにかかえての登壇。

監督自身が出演することの難しさを聞かれて
「自殺した人物の跡を追うのは難しかった。マーク・フィッシャーを知る人たちやミウシャから、彼と同じことがあなたにも起きないようにと言われた。一緒にジョアン・ジルベルトを探して欲しい。」

一番ジョアン・ジルベルトを感じた時を聞かれて
「これから映画を観る人にあまり詳しく言うことはできない。キーワードは、ドアを通じて耳をすませた時。それ以上は言えない。」

ブラジルについて聞かれて
「リオは自分の家にいるような気分になる。ゆったりできる。どこでもブラジル音楽が流れている。」
「映画では風景にあった音楽を使っている。映画を撮っている時ジョアン・ジルベルトはまだ存命だった。風景の中に彼がいるのではないか?ぷらっと現れるのではないかと考えながら撮っていた。」

ヂアマンチーナの浴室について
「マーク・フィッシャーは自殺の前に遺書をのこしている。葬式で使って欲しい曲はアグウァリ・マーソ。それを浴室のシーンでは使っている。」
「映画は対話の形にしている。そこはマーク・フィッシャーの本とは違う。書き変えている。」

「ジルベルトが亡くなって悲しかった。この映画は公開されていて、観た人から私の元に手紙がきた。家族にむかってお悔みを述べるような手紙。われわれは家族になっていた。ミウシャは去年の12月に亡くなり、彼女のことも考えていた。この映画はジルベルトとミウシャに捧げている。ミウシャが、この映画が日本でも公開されることを聞いたら本当に喜んでくれたと思う。」

映画は前説のおかげでより楽しめた。

 

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