NHK杯戦行方八尚史八段VS久保利明九段

今週のNHK杯戦は二転三転。 
行方八段優勢の終盤だったが久保九段が逆転。
久々に検討しがいのある将棋になった。

次の局面は詰みがあった。
2019-12-08a.png

手順は下記の通り。
7九同飛成 同玉 4九龍 6八玉 7八金 6七玉 6九龍 6八香 同金 同金 5八銀 7七玉 6八龍 同玉 6七金 7九玉 7七香 8九玉 7八香成 まで

ところが久保九段は、7八金のところで6七香と指してしまった。
以下 同玉 7八銀 7七玉 5八龍 と進行。
6七香では詰まない。
2019-12-08b.png

詰みを逃したこの局面では逆に後手玉に詰みが生じていた。
手数は長いが、行方八段は4二飛以下きっちり詰めあげた。
40手近い難解な詰みを読み切った行方八段はさすがである。

先手どこが悪かったのか考えてみた。
と金ができて先手有利に見えたがさほどの差ではなかった。
5六角 3九龍 7四角 同歩 と進行した局面はすでに後手振り飛車良しだったようだ。

せっかくの好局を、わりと簡単な詰みを逃して失った振り飛車の残念譜。
やはり対抗形の方が楽しめるので振り飛車党にはがんばって欲しい。
 

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