ハドソン川の奇跡

ハドソン川の奇跡@ワーナーブラザース映画試写室
画像
(C) 2016 Warner Bros. All Rights Reserved
英題:SULLY
製作年:2016年
製作国:アメリカ
日本公開:2016年9月24日 (新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか)
上映時間:1時間36分
配給:ワーナー・ブラザース映画

監督: クリント・イーストウッド

キャスト
チェズリー“サリー”サレンバーガー☆トム・ハンクス
ジェフ・スカイルズ☆アーロン・エッカート
ロレイン・サレンバーガー☆ローラ・リニー
ジェフ・コーバー☆LTクック
オータム・リーサー☆赤ん坊を連れた乗客
サム・ハンティントン☆ジェフ・コロジェイ
クリス・バウアー☆ラリー・ルーニー
ジェリー・フェレーラ☆マイケル・デラニー
ホルト・マッキャラニー☆マイク・クリアリー
マックス・アドラー☆ジミー・ステファニク
ヴァレリー・マハフェイ☆ダイアン・ヒギンズ


【ストーリー】
2009年1月15日、真冬のニューヨークで、安全第一がモットーのベテラン操縦士サレンバーガー機長(トム・ハンクス)は、いつものように操縦席へ向かう。飛行機は無事に離陸したものの、マンハッタンの上空わずか850メートルという低空地点で急にエンジンが停止してしまう。このまま墜落すれば、乗客はおろか、ニューヨーク市民にも甚大な被害が及ぶ状況で彼が下した決断は、ハドソン川への着水だった。

【感想】
Yahooのレビュアー試写で鑑賞。
ワーナーブラザース映画試写室のキャパは60名で満席。
観客のうち女性はたった10名しかおらず8割以上が男性。
なにしろ数えられるくらいしか女性がいなかった。
こんなことはきわめて珍しい。
休日でリーマンでも参加しやすかったのであろう。
また、クリント・イーストウッド監督の作品ということで、男性人気が高いのであろう。
それはたいへん良いことなのだが、隣の野郎が上映中に携帯光らせたのにはあきれた。
間髪を入れずに“ちょっとやめてくれ!”と発声してしまった。
ちょうど佳境に入ろうとしたところだったので気勢を殺がれた。
これだからリーマンは困る。
映画に再度集中するのに時間がかかった。
人の迷惑に思いいたらないようでは仕事もできっこない。
と、映画にはまったく関係ない御託で終わっても良いのだが・・・(笑)

映画は、まさにプロフェッショナルの姿を描いて秀逸である。
とにかく冷静沈着。
事故の時も、その後の査問においても。
実際ここまでの人は同じ機長でもなかなかいないのでは?
この飛行機に乗り合わせていた乗客はラッキーだったのかアンラッキーだったのかわからないくらい。
鳥がエンジンに飛び込んだのは非常にアンラッキー。
機長を含むクルーが並はずれた人たちだったのは超ラッキー。
命の瀬戸際でこの冷静さはすごい。
携帯が光っただけでかっかするようではダメだ(笑)
でもそんなもんでしょ?

サリーは飛行機のハドソン川不時着を成功させる。
それだけでもすごいが、その後の救援作業の指揮もすごい。
乗客を全員退避させ、最後に自分が避難する。
どこかの国で真っ先に逃げ出した船長を思い出した。
やっぱりこの人はすごい。

その後、英雄から一転して、不時着の判断は間違っていたのではないかと追求をうける。
公開の場で、色々なデータが示されてシミュレーションが行われる。
この場面がまたきわめてアメリカ的だなと思った。
日本だったらきっと公開されず密室でうやむやになりそう。
その場で議論が行われ、シミュレーションもやり直される。
調査委員会側に主張は、左エンジンの推力は残っており、不時着しなくても空港に引き返せたというもの。
シミュレーションの結果はたしかに空港に無事着陸できた。
が、パイロットふたりは練習を17回も繰り返していたことが明らかになる。
サリーは今まで経験したことない事態でマニュアルの無い中判断をせまられている。
判断時間はシミュレーションの計算に折り込まれていない。
そこで、50秒のロス時間を前提に折り込んで再シミュレーション。
実話とはいえ、スリリングな展開だった。

クリントにしては珍しく尺が短い。
そろそろ終わりなのかな?とそんなことも考えさせられた。


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